けんせつる
内装工事って何?どんな場面で使うの?
この記事の要点
内装工事とは、建物内部の床・壁・天井の仕上げを行う工事の総称です。仕上げ工事の一部であり、クロス(壁紙)・フローリング・カーペット・石膏ボード・軽量鉄骨下地(LGS)などが内装工事に含まれます。
内装工事は設備工事(電気・空調・衛生)の後に行い、隠れる配管・ケーブルが完了してから仕上げに入ります。
建物の内部空間をつくる工事が内装工事です。躯体工事と設備工事が完了した後、軽量鉄骨下地(LGS)→ 石膏ボード → クロス・塗装の順で進むのが一般的な流れです。
仕上げ工事の中でも特に室内に特化した工事なので、設備との工程調整が欠かせありません。
仕上げ工事は建物の内外装すべてを含む広い概念です。内装工事はその中で建物内部(室内)の仕上げに特化した工事です。
ザックリ言えば、「内装工事は仕上げ工事の中の室内限定の工事」ということです。
| 部位 | 主な内装工事の種類 |
|---|---|
| 壁 | 軽量鉄骨下地(LGS)+石膏ボード+クロス(壁紙)・塗装 |
| 天井 | 軽量鉄骨下地(LGS)+石膏ボード+クロス・塗装 |
| 床 | フローリング・カーペット・タイルカーペット・フロアタイル |
| 特殊 | システム天井・OAフロア・防音材・吸音材 |
例えば、オフィスの内装工事では天井にLGS下地を組んで石膏ボードを張り、クロスを貼って、床にタイルカーペットを敷くという流れが一般的です。
この順序で特に重要なのが「②の設備先行」です。ボードで天井・壁を閉じてしまうと配線・配管の確認ができなくなります。
設備工事の完了を確認してから次に進むことが鉄則です。
混同しやすい用語の整理
仕上げ工事はタイル・塗装・建具・ガラス・防水・内装を含む広い概念。内装工事は仕上げ工事の一部で、室内の床・壁・天井に特化した工事です。
LGS(ライトゲージスタッド)は薄鋼板製の軽量な内装下地材。木軸下地は木材(間柱・胴縁等)による内装下地です。
現代のビル・マンションの内装はLGS下地が主流です。
内装工事の一般的な施工順序は?
①LGS下地組み → ②設備配線・配管 → ③石膏ボード等の張付け → ④クロス・塗装仕上げ → ⑤床仕上げ → ⑥建具・器具付け。
内装ボード張り前に確認すべき重要事項は?
天井内・壁内の配線・配管(電気・空調・衛生)が完了しているか。内装で隠れるため、事前に写真記録を残す。
> クロス工事とは?内装仕上げで見るポイントを確認する
> 石膏ボードとけい酸カルシウム板の違いを確認する
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仕上げ・内装工事の施工管理は仕上げ・内装にまとめています。
参考法令・規格
※ この記事の法令確認日:2026年5月
管理人からのコメント
ボード張り前に設備工事(電気・空調・衛生)が完了しているか確認し、隠れる部分の写真記録を必ず残しましょう。後から開口してやり直すのは大きなコストになります。
内装制限に関しては使用材料の認定番号を搬入時に確認し、仕様書と照合する習慣をつけておきましょう。LGS下地のたつき・不陸もボード張り前に直定規で確認することが基本です。