けんせつる
第二次検定って、そもそも何が出るの?記述ばっかり?
答えが無い試験って聞くけど、対策できるの?
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この記事の要点
第二次検定は、1級建築施工管理技士の2つ目の試験(旧・実地試験)で、記述が中心の全6問・必須問題です。
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建築施工管理技士の試験は、第一次検定と第二次検定の2段階です。第一次はマークシートの四肢択一で、知識を問います。これに合格すると「技士補」を名乗れます。
第二次検定(旧・実地試験)は、その先の試験で、記述が中心です。施工管理の実務的な力(現場の課題にどう対応するか、工程をどう計算するか)を、文章や計算で答えさせます。第一次の暗記とは対策が変わります。
第二次は全6問で、すべて必須です。各問が何を問うかを整理します。
| 問題 | 内容 | 形式 |
|---|---|---|
| 問題1 | 施工経験記述(与えられた工事概要について、品質管理・施工の合理化 等のテーマで記述) | 記述 |
| 問題2 | 仮設・安全(仮設計画、災害防止、建設機械の安全使用 等) | 記述 |
| 問題3 | 施工管理(ネットワーク工程表)。所要日数・フロートの計算 | 記述 |
| 問題4 | 躯体または仕上げの施工(留意事項 等) | 記述 |
| 問題5 | 躯体または仕上げの施工知識 | 五肢択一 |
| 問題6 | 法規(建設業法・建築基準法施行令・労働安全衛生法 等) | 五肢択一 |
問題2・4・5で扱う工種(仮設・躯体・仕上げ)や、記述か択一かは年度で入れ替わることがあります。最新の構成は受検前に公式で確認します。
なお、令和6年度から問題1(経験記述)と問題5・6の形式が大きく変わりました。詳しくは第二次検定の出題形式はどう変わった?(令和6年改正・新旧の違い)を確認してください。
第二次は「答えが無い試験」と言われますが、正確には答えが定まる問と、定まらない問が混在します。ここを分けると対策がはっきりします。
| 問 | 答えは定まるか | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 問1 経験記述 | 唯一解なし(書く中身は自分で組む) | 型・施工知識で組み立て、添削で磨く |
| 問3 ネットワーク | 定まる(計算なので一意) | 解き方を覚えれば確実に得点 |
| 問2・4 記述 | ほぼ定まる(標準的な正答) | 施工の留意点を正確に書く |
| 問5・6 択一 | 定まる(正解がある) | 第一次と同じ知識で取れる |
公式(建設業振興基金)は第二次の模範解答を公表しません。資格学校が参考解答例を出しますが、とくに経験記述は「見本」にすぎず、丸写しはできません。つまり「答えが無い問1」は型と知識で組み、「答えがある問3・5・6」は正面から得点する、という二段構えになります。
合格基準は、原則として得点率60%以上です。試験時間は3時間が目安。記述量が多く、問題1の経験記述に時間を取られやすいので、解く順番と時間配分が合否を分けます。計算(問3)や択一(問5・6)など確実に取れる問を先に固める戦略も有効です。
第二次で最重要の問題1(施工経験記述)は、毎年テーマが指定され、そのテーマに沿って工事経験を記述します。テーマは大きく次の4分野で、年度ごとに入れ替わって出題されます。去年のテーマの解答例を丸暗記しても、翌年に別テーマが来れば使えません。
| テーマ | 何を問うか | 書く題材になる施工知識(当サイト) |
|---|---|---|
| 品質管理 | 品質を確保するために行った管理・確認(直近は令和7年度=S造) | かぶり厚さ/受入検査/出来形管理 |
| 施工の合理化 | 省力化・工期短縮・生産性向上の工夫(直近は令和6年度=RC造) | 合理化の経験記述(プレカット・部材のPCa化など) |
| 建設副産物 | 廃棄物の再資源化・発生抑制 | 建設リサイクル法/マニフェスト |
| 工程管理 | 工期短縮・遅延回復のための工程の工夫 | クリティカルパス/フロート |
直近は令和6年度が「施工の合理化」、令和7年度が「品質管理」でした。過去はこの4分野が繰り返し出題されているので、どのテーマが来ても書けるよう、3テーマ程度は各2パターン用意しておくのが安全です。年度ごとの出題テーマは経験記述の年度別テーマ一覧(平成29〜令和7年)にまとめています。テーマ別の書き方は、品質管理の経験記述・施工の合理化の経験記述・建設副産物の経験記述・工程管理の経験記述でそれぞれ整理しています。
この「テーマ→実際に書く施工知識の記事」までつなげられるのが、用語・施工の記事を400本以上そろえた当サイトの強みです。解答例の丸暗記ではなく、自分の現場に施工知識を当てはめて組み立てるのが、テーマが変わっても崩れない対策になります。なお各年度の正確なテーマ・工種は、受検前に建設業振興基金の公式でご確認ください。
第二次は出題ごとに対策が違います。テーマ別の詳しい記事につないでいきます。
第二次検定の合格基準と試験時間の目安は。
合格は原則得点率60%以上、試験時間は3時間が目安です。配点・構成は年度で変わるため公式で確認します。
第二次検定で「答えが定まる」のはどの問か。
問3のネットワーク工程表(計算)と、問5・問6の五肢択一です。経験記述(問1)は唯一解がなく、型と施工知識で組み立てます。
> 第二次検定の出題形式はどう変わった?(令和6年改正・新旧の違い)
> 新形式対応の参考書・過去問は1級のおすすめ参考書・過去問題集で整理しています。
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
参考
※ この記事の確認日:2026年6月。配点・問題構成・合格基準は年度で変わるため、受検前に建設業振興基金の公式でご確認ください。
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まちがえやすいポイント
「第二次=答えが無いから対策できない」と思い込むと、いちばん確実に取れる問3(ネットワーク計算)と問5・6(択一)を後回しにしがちです。ここは答えが定まるので、先に固めれば合格点(60%)に近づきます。
経験記述(問1)は配点が大きい一方で唯一解が無いぶん伸ばしにくい。計算・択一で土台を作り、経験記述は型と添削で底上げするのが現実的な配分です。
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