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フリーアクセスフロア(OAフロア)とは?支持脚調整式・置敷き式の違いと施工管理

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けんせつる

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フリーアクセスフロアって、ただの二重の床?支持脚調整式と置敷き式は何が違うの?

この記事の要点

フリーアクセスフロア(OAフロア)とは、床を二重にして床下に配線スペースをつくる内装床です。電源やLANケーブルを床下に通せます。

方式は、高さを調整できる支持脚調整式と、脚とパネルが一体の置敷き式に分かれます。

施工管理では、隣接パネルの段差を1mm以下に収めることなどを確認します。

コンクリートスラブの上に支持脚を立て、その上にパネルを敷き、床下の空間に配線を通すフリーアクセスフロアの断面の模式図
スラブの上に支持脚を立て、その上にパネルを敷き、床下の空間に配線を通すフリーアクセスフロアの断面の模式図。仕上げにはタイルカーペットなどを敷く。高さ・比率はイメージで、実物どおりではない。

事務室や電算機室では、机の配置換えのたびに電源やLANの配線を変える必要があります。

そこで床を二重にして、床下の空間に自由に配線を通せるようにしたのがフリーアクセスフロアです。

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フリーアクセスフロアとは何か

フリーアクセスフロアとは、躯体の床(スラブ)の上にもう一段の床を設け、その間の空間に配線を通せるようにした二重床です。

OAフロアとも呼ばれ、オフィスのレイアウト変更に強いのが特長です。

配線を床下に隠せるため、つまずきの原因になる露出配線を減らせます。

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支持脚調整式と置敷き式の違い

フリーアクセスフロアは、パネルの支え方で大きく2方式に分かれます。

方式特徴向く場所
支持脚調整式高さ調整できる支持脚の上にパネルを置く。床高さや配線量に柔軟配線が多い事務室・電算機室
置敷き式脚とパネルが一体で、下地に敷き詰めるだけ。手軽だが高さ調整ができない配線が少なく下地が平滑な場所

置敷き式は高さを調整できないため、下地(スラブ)の凹凸の影響を受けます。置敷き式は平滑な下地が前提で、不陸のある下地では支持脚調整式を選びます。

施工管理での確認ポイント

床下に通す配線(電線管)や、上に敷く内装仕上げと合わせて計画します。

まちがえやすいポイント

試験では、置敷き式の性格の取り違えが定番です。置敷き式は脚で高さを調整できないため、平滑な下地が前提です。凹凸のある下地でそのまま高さ調整はできません。

また、隣接パネルの段差は1mm以下に収めます。施工管理では、下地の不陸・パネルの段差・仕上げ高さを敷設前後で確認します。

混同しやすい用語の整理

支持脚調整式 と 置敷き式

支持脚調整式は高さ調整できる脚でパネルを支える方式、置敷き式は脚とパネルが一体で下地に敷き詰める方式です。

支持脚調整式は高さ・配線量に柔軟、置敷き式は手軽だが高さ調整ができず平滑な下地が前提です。

フリーアクセスフロア と 床仕上げ材

フリーアクセスフロアはパネルの二重床そのもの、その上に敷くタイルカーペットなどが床仕上げ材です。

パネルの割付けと仕上げ材の目地が合うように計画します。

理解度チェック

Q.

フリーアクセスフロアは何のための床か。

答えを見る

床を二重にして、床下の空間に電源・LANなどの配線を通すための床です。レイアウト変更に強くなります。

Q.

置敷き式は、どんな下地が前提か。

答えを見る

平滑な下地が前提です。脚で高さを調整できないため、下地の凹凸の影響を受けます。不陸のある下地では支持脚調整式を選びます。

Q.

隣り合うパネルの段差は、いくつ以下に収めるか。

答えを見る

1mm以下です。段差が大きいとつまずきやがたつきの原因になります。

まとめ

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  • 建築工事監理指針(国土交通省)
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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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