けんせつる
経験記述って、今年はどのテーマが出るの?
過去に何が出たか分かれば、準備しやすいんだけど…。
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第二次検定の施工経験記述は、配点が大きく、合否を左右する問題です。
だからこそ、多くの受験生が本番前にこう考えます。
「今年は、どのテーマが出るんだろう」
「品質管理と施工の合理化、どっちを準備すればいい?」
「建設副産物は、もう出ないの?」
「山を張って、外したら終わりじゃないか?」
経験記述のテーマは、実は毎年バラバラではありません。過去の出題を並べると、はっきりした循環が見えてきます。
このページでは、施工経験記述(問題1)の出題テーマを年度別に一覧化し、どのテーマをどう準備すればいいかを整理します。
先に結論だけ言うと、テーマは「品質管理・施工の合理化・建設副産物」の3つの循環で、山を張るより全部を準備するのが安全です。理由を、実際の年度表で見ていきます。
これから受験する人は受験ガイド、第二次の全体像は第二次検定とはもどうぞ。
1級建築施工管理技士・第二次検定の施工経験記述(問題1)で問われるテーマは、次の3つに大きく分かれます。
まれに「工程管理」が問われた年もありますが、近年は上の3つ、とくに品質管理と施工の合理化が交互に出る形が続いています。次の年度表で、その流れを確認します。
直近の施工経験記述(問題1)の出題テーマを、年度順に並べると次のとおりです。
| 年度 | 出題テーマ | 区分 |
|---|---|---|
| 令和7年度(2025) | 施工の品質管理 | 品質管理 |
| 令和6年度(2024) | 現場作業の軽減 | 施工の合理化 |
| 令和5年度(2023) | 施工の品質管理 | 品質管理 |
| 令和4年度(2022) | 労働生産性の向上 | 施工の合理化 |
| 令和3年度(2021) | 品質確保 | 品質管理 |
| 令和2年度(2020) | 施工の合理化 | 施工の合理化 |
| 令和元年度(2019) | 品質管理 | 品質管理 |
| 平成30年度(2018) | 建設副産物対策 | 建設副産物 |
| 平成29年度(2017) | 施工の合理化(生産性向上) | 施工の合理化 |
こうして並べると、令和元年度以降は「品質管理 → 施工の合理化 → 品質管理 …」と、ほぼ交互に出題されているのが分かります。建設副産物は平成30年度を最後に、しばらく問題1では問われていません。
※出題テーマは各年度の試験問題・複数の対策解説をもとに整理したものです。過去問そのものの入手・確認は、下記の公式や各社の解答例もあわせてご利用ください。
テーマが分かっても、書き方が分からなければ点になりません。テーマごとに、中身と書き方をまとめた記事を用意しています。
| テーマ | 問われる内容 | 書き方の記事 |
|---|---|---|
| 品質管理 | 品質を確保するための管理項目と対策 | 品質管理の書き方 |
| 施工の合理化 | 現場作業の軽減・省力化・生産性向上 | 施工の合理化の書き方 |
| 建設副産物 | 廃棄物の抑制・再資源化・適正処理 | 建設副産物の書き方 |
| 工程管理 | 工期短縮・遅延防止のための工程の工夫 | 工程管理の書き方 |
テーマ選び以前に「そもそも書く題材がない」と悩む場合は、経験が浅い人の題材の作り方から確認してください。
年度表を使うときに、1つ注意があります。
令和6年度から、記述の出題形式が変わりました。それまでは自分の工事経験を書く形でしたが、令和6年度以降は工事概要が与えられ、その条件に沿って書く形へ移りました。
つまり、過去の解答例をそのまま覚えて書く「丸暗記」は、以前より通用しにくくなっています。年度別テーマは「どの分野を準備するか」の目安として使い、中身は自分の言葉で書けるようにしておくのが安全です。
形式変更の詳しい中身は、令和6年からの形式変更にまとめています。
「品質管理と合理化が交互だから、次は合理化だけ準備すればいい」と考えたくなります。
ただ、循環はあくまで傾向で、順番が入れ替わった年もあります。テーマを1つに絞って外すと、配点の大きい経験記述で大きく失点します。
現実的には、品質管理・施工の合理化の2つは必ず準備し、建設副産物も型だけ用意しておくのが安全です。3テーマとも「課題 → 検討 → 対策 → 結果(数値)」の型は共通なので、準備の手間はそこまで増えません。
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来年のテーマは予想できますか?
近年は品質管理と施工の合理化がほぼ交互に出ており、傾向としての予想はできます。ただし順番が入れ替わった年もあり、公式に事前公表されるものではありません。1つに絞らず、少なくとも品質管理・施工の合理化の2テーマは準備しておくのが安全です。
建設副産物は、もう準備しなくてよいですか?
問題1では平成30年度を最後にしばらく出ていませんが、過去に循環してきたテーマであり、完全に外すのは危険です。品質管理・施工の合理化ほど作り込まなくても、型と題材だけは用意しておくと安心です。
過去問の解答例はどこで見られますか?
各社の対策サイトや市販の過去問集で公開されています。ただし解答例は「型・構成」の参考にとどめ、令和6年度以降は工事概要が与えられる形式のため、中身は自分の経験・条件に合わせて書き直す必要があります。教材は1級のおすすめ参考書・過去問にまとめています。
> 第二次検定とは?6問の中身・答えはあるのか・合格基準を確認する
> 経験記述で減点・不合格になるNG例は?やりがちな失敗と直し方を確認する
> 経験記述は経験が浅くても書ける?書くことがない人の題材の準備を確認する
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
参考
※ この記事の確認日:2026年7月
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経験記述は公式の模範解答が出ないため、「自分の答案のどこが減点か」は、第三者に赤を入れてもらって初めて分かります。
やりがちな失敗は経験記述のNG・減点パターンに、添削の使い方は添削の使い方・選び方にまとめています。