本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
けんせつる
「コールドジョイントって打継ぎと何が違うの?どうなると発生するの?
時間の基準はある?」
この記事の要点
コールドジョイントとは、コンクリート打設中に先に打ったコンクリートが固まり始めてから次を打重ねたときにできる「意図しない接合不良部」のことです。施工管理では次を押さえましょう。
これから受験する人は受験ガイド、教材選びはおすすめ参考書・過去問もどうぞ。
テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級・2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。
言い換えると「先に打ったコンクリートが固まり始めた後に、新しいコンクリートを打重ねると境界面が一体化しない」のがコールドジョイントです。
コンクリートは打設後に水和反応が進み、時間が経つにつれて流動性を失って固まっていきます。この固まり始めた(凝結が始まった)状態のコンクリートの上に次のコンクリートを打設しても、互いに一体化せず境界面が弱点になります。
構造体として荷重を受けたとき、この境界面でひび割れや剥離が生じるリスクがあるため、コールドジョイントは施工管理上「発生させてはならない欠陥」です。
JASS 5 では、コールドジョイントを防ぐための「打重ね時間間隔の限度」を次のように定めています。
これは「先に打った層の上に、次の層を打重ねるまでの時間間隔」の限度です。高温期は水和反応が速く進むため、許容される間隔が短くなります。
ここで混同しやすいのが「練混ぜから打込み終了までの時間」で、こちらは外気温25℃以下で120分・25℃を超える場合で90分です(公共建築工事標準仕様書)。打重ね時間間隔(150分/120分)とは別の規定なので、数値を取り違えないよう注意しましょう。
現場では練混ぜ開始時刻と打重ね完了時刻を記録して管理するのが基本です。
この「練混ぜから打込み終了までの時間」(25℃以下120分・25℃超90分)の規定は、公共建築工事標準仕様書(下図)で確認できます。
独学で二次検定(施工経験記述)の書き方に不安があるなら、添削が受けられる独学サポート事務局の通信講座
で早めにたたき台を用意しておくと安心です。
「打継ぎ」と「コールドジョイント」はどちらも「先に打ったコンクリートと後で打ったコンクリートの境界」ですが、意図があるかどうかが根本的に異なります。
打継ぎは適切に処理すれば構造上問題にならない場合がほとんどですが、コールドジョイントは発生した時点で構造上の欠陥になる可能性があり、発見後は設計監理者と協議が必要ですね。
コールドジョイントを防ぐには、打設前の計画段階での管理が重要です。
コンクリート打込み後にコールドジョイントの有無をいつ・どのように確認するかは、公共建築工事標準仕様書(下図)に規定されています。
混同しやすい用語の整理
打継ぎ:計画的に設けた接合部。位置・処理方法が設計図書で指定されている。
コールドジョイント:打設中に許容打重ね時間を超えて生じた意図しない接合不良部。発生した時点で構造的欠陥になる可能性がある。
→ 「打継ぎ」は正しく処理すれば問題なし。「コールドジョイント」は発生させないことが原則。
打重ね時間間隔の限度:コールドジョイント防止のための時間制限。先に打った層が固まる前に次を打重ねる必要がある(JASS 5・25℃以下150分/25℃超120分)。
打継ぎ面の養生期間:打継ぎを設ける場合、旧コンクリートが十分に固まってからレイタンス除去・処理を行うために必要な期間。
→ 「打重ね時間間隔」と「打継ぎ処理のタイミング」は正反対の条件。
コールドジョイントとは何か。
コンクリート打設中に先に打ったコンクリートが固まり始めた後に次を打重ねたことで生じる意図しない接合不良部。構造上の欠陥になる可能性がある。
JASS 5 で定める打重ね時間間隔の限度は、外気温25℃以下の場合何分か。
150分以内。外気温25℃を超える場合は120分以内。なお「練混ぜから打込み終了までの時間」は25℃以下120分・25℃超90分で、これとは別の規定。
打継ぎとコールドジョイントの本質的な違いは何か。
打継ぎは計画的に設けた接合部(意図あり)。コールドジョイントは打設中に時間超過で生じた意図しない接合不良部(欠陥)。
コールドジョイントの防止策として打設前に確認すべき事項は何か。
打設区画の設定(時間内に打ち終わる量)・配車計画(生コン車の台数・間隔)・ポンプ台数と打設記録の管理体制の確認。
RC・鉄骨の施工管理はRC・鉄骨の施工管理にまとめています。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る
/内容と料金の解説
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
この用語が問われた過去問
参考資料
※ この記事の法令確認日:2026年5月
資格を取ったら、次はキャリアと年収
施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。
登録・相談は無料
受験ガイド・人気記事
生コン車の遅れ・ポンプ閉塞が引き金になる
コールドジョイントは「打設中に気づかず発生する欠陥」である点が管理上の難しさです。発生後は外観から判断しにくく、コア抜きや超音波探傷で確認します。
現場では「生コン車が遅れた」「ポンプが閉塞した」などのトラブルが引き金になることが多いため、打設前に予備の配車計画とポンプ台数を確認しておくことが重要です。また、発生が疑われる場合は早めに設計監理者に報告し、補修方法(エポキシ樹脂注入等)や構造上の影響評価を協議してください。