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材料検収とは?受入検査との違いと施工管理でのポイント

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けんせつる

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材料検収って何?どんな場面で使うの?

この記事の要点

材料検収とは、現場に搬入された材料が発注内容(品目・数量・規格)と一致しているかを確認する業務です。

受入検査は材料の品質(強度・規格値)が仕様書の基準を満たしているかを確認する検査です。材料検収は「数量・品目の照合」、受入検査は「品質・性能の確認」と区別できます。

建築工事では多くの材料が現場に搬入されます。注文した材料が正しく届いているか(検収)、品質が基準を満たしているか(受入検査)を確認することが、施工品質を維持する起点になります。

どちらも材料搬入時の品質管理の一環ですが、目的と確認内容がまったく違います。ここを整理します。

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材料検収とは

材料検収とは、現場に搬入された材料を発注書・納品書と照合し、品目・数量・規格・梱包状態が正しいかを確認する業務のことです。

確認する主な内容は次のとおりです。

言い換えると、材料検収は「届いた材料が注文どおりか(数量・品目)を確認すること」です。

受入検査とは

受入検査(うけいれけんさ)とは、搬入された材料の品質・性能が設計図書・仕様書で指定された基準を満たしているかを試験・確認する検査です。材料検収より踏み込んだ品質確認になります。

受入検査の代表例は次のとおりです。

例えば、生コンクリートは搬入ごとにスランプ・空気量・塩化物量を計測する。数量が合っていても品質が基準外なら使えません。

だから材料検収とは別に受入検査が必要です。

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材料検収と受入検査はどう違うか

項目材料検収受入検査
確認内容品目・数量・規格・梱包品質・性能・強度
確認方法納品書との照合・目視試験・測定・証明書確認
実施者施工管理者・担当者施工管理者・試験機関
材料検収と受入検査の対比模式図
材料検収(数量・品目の照合)と受入検査(品質・性能の確認)の役割のちがいを示した模式図です。配置はイメージで、実物どおりではありません。

材料管理の漏れを防ぐ確認ポイント

混同しやすい用語の整理

材料検収 vs 受入検査

材料検収は品目・数量・外観の確認(数量管理的な確認)です。受入検査は品質・性能の確認(品質管理的な検査)です。

どちらも材料搬入時に行いますが目的が異なります。

ミルシート vs 試験成績書

ミルシートは鉄鋼製品(鉄筋・鉄骨等)の製造会社が発行する品質証明書(化学成分・機械的性質の検査結果)です。試験成績書はより広く材料の試験結果を記載した書類の総称です。

まちがえやすいポイント

数量・品目が合っていても、それは「検収」が済んだだけで品質は確認できていません。品質・性能は受入検査(コンクリートならスランプ・空気量・塩化物量の計測など)で別に確認します。

不適合品(規格外・破損品)は即時に分離保管し、返品・取替えの手続きを取ります。受入記録は施工記録の一部として竣工まで保管が必要で、搬入材料を黒板とともに写した材料検収写真で残すのが基本です。

理解度チェック

Q.

生コンクリートの受入検査で確認する主な項目は?

答えを見る

スランプ(軟らかさ)・空気量・塩化物含有量の3項目。合わせて供試体(圧縮強度試験用)の採取も行う。

Q.

材料検収で確認する主な内容は?

答えを見る

品目・数量・規格・梱包状態が発注内容・納品書と一致しているかを確認する。

まとめ

検査と自主検査の違いを確認する

品質管理と出来形管理の違いを確認する

ミルシートと材料受入管理を確認する

施工管理の基本は施工管理にまとめています。

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参考法令・規格

  • 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)の材料・検査に関する規定
  • JIS A 5308 レディーミクストコンクリート(受入れ検査)

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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