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けんせつる
タイルカーペットって、なんで向きを交互にして張るの?接着剤も普通のじゃダメ?
この記事の要点
タイルカーペットとは、50cm角程度のパネル状のカーペットです。汚れた部分だけ張り替えられるよう、はがせる接着剤(ピールアップ形)で張ります。
張り方は、向きを交互にする市松張りが基本で、継ぎ目を目立たせません。
フリーアクセスフロアの上に張るときは、パネルの目地とずらして割り付けます。
オフィスの床には、汚れたら一部だけ取り替えたい、配線替えで床下を開けたい、という事情があります。
そこに合うのが、パネル状で部分的に張り替えられるタイルカーペットです。
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タイルカーペットとは、50cm角程度のパネル状に加工したカーペットです。
1枚ずつ取り外せるため、汚れ・傷んだ部分だけを張り替えられます。
そのため、フリーアクセスフロアと組み合わせ、オフィスの床仕上げによく使われます。
タイルカーペットは、はがせる接着剤(ピールアップ形=粘着はく離形)で張ります。
強く接着しすぎず、貼ってはがせる粘着で固定するため、1枚ずつの張り替え・床下点検のための取り外しができます。
ピールアップ形はゴミやほこりで粘着力が落ちるので、張る前に下地を清掃します。
タイルカーペットは、パイル(毛足)の向きを交互にする市松張りが基本です。
向きをそろえる流し張りに対し、市松張りは隣どうしで光の反射が変わるため、継ぎ目や色むらが目立ちにくくなります。
割付けは部屋の中央を基準にとり、壁際に小さな半端が出ないようにします。
フリーアクセスフロアの上では、パネルの目地とタイルの目地をずらして割り付けます。目地が重なると段差・がたつきが出るためです。
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カーペット敷きには、タイルカーペットの接着工法のほかに、織じゅうたんを使うグリッパー工法があります。
グリッパー工法は、壁際に釘の出たグリッパーを取り付け、ニーキッカーでカーペットを引っ張って固定します。
ニーキッカーやグリッパーは、タイルカーペットの全面接着では使いません。工法と道具の組合せが、試験でよく入れ替えられます。
下地のフリーアクセスフロアはフリーアクセスフロア、内装仕上げ全体は内装工事で整理しています。
混同しやすい用語の整理
市松張りはパイルの向きを交互にする張り方で、継ぎ目・色むらが目立ちにくいです。流し張りは向きをそろえる張り方で、一方向に毛並みがそろいます。
オフィスでは市松張りが標準です。
タイルカーペットはピールアップ形接着剤で張るパネル状カーペット、グリッパー工法は織じゅうたんをグリッパーとニーキッカーで張る工法です。
道具(ニーキッカー・グリッパー)はグリッパー工法のもので、タイルカーペットには使いません。
カーペット敷きは、2級でほぼ毎年問われています。引っかけは大きく3パターンです。
| 年度・級・No. | 問われ方/引っかけ |
|---|---|
| 2級 令和元年後期 No.31 | 全面接着工法でニーキッカーを使った → ニーキッカーはグリッパー工法の道具 ←① |
| 2級 令和4年前期 No.27 | タイルカーペットはピールアップ形・パネル目地とずらす。グリッパーは壁との間に溝をあける ←②③ |
| 2級 平成27年 No.62 | タイルカーペットは市松張り、床パネルの目地とずらして割り付ける ←②③ |
つまりタイルカーペットはピールアップ形・市松張り・パネル目地とずらす。ニーキッカー等はグリッパー工法の道具。工法と道具、割付けの取り違えが誤りです。各行は該当する過去問解説にリンクしています。
タイルカーペットに、はがせる接着剤(ピールアップ形)を使うのはなぜか。
汚れた部分の張り替えや、床下点検のための取り外しができるようにするためです。貼ってはがせる粘着で固定します。
市松張りにする理由は何か。
パイルの向きを交互にすることで光の反射が変わり、継ぎ目や色むらが目立ちにくくなるためです。
フリーアクセスフロアの上にタイルカーペットを張るとき、割付けで注意することは。
パネルの目地とタイルの目地をずらして割り付けます。目地が重なると段差・がたつきが出やすくなります。
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※ この記事の確認日:2026年6月
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まちがえやすいポイント
試験では、工法と道具の取り違えが定番です。ニーキッカー・グリッパーはグリッパー工法(織じゅうたん)の道具で、タイルカーペットの全面接着では使いません。
また、フリーアクセスフロアの上ではパネル目地とタイルの目地をずらします。施工管理では、接着剤の種類・張り方・割付け(目地ずらし)を仕様書と照合します。