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平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.62 を解説、カーペット敷き

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.62 は、カーペット敷きに関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. ウィルトンカーペットの裁断方法
  2. 裁断部のほつれ止めの方法
  3. タイルカーペットの市松張り
  4. タイルカーペットの目地の割付け

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

アイロンは継目をつなぐ道具で、ほつれ止めの道具ではない、と役割を分けて覚えるのがコツなんです。

ウィルトンの裁断端のほつれ止めはかがる・ラテックス処理で行うのが正解で、選択肢2のヒートボンド用アイロンは誤りなんです。ほつれ止めはかがる、アイロンは継目用と覚えておきましょうね。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 裁断ははさみで織目に沿って切りそろえる
2 ×(誤り) ほつれ止めはかがる・ラテックス処理で行う
3 ◯(正しい) タイルカーペットはパイル目を変えた市松張り
4 ◯(正しい) 目地は床パネルの目地とずらして割り付ける

選択肢2のポイント(ここが誤り)

選択肢2は、ウィルトンカーペットの裁断部のほつれ止めを、ヒートボンド工法用アイロンで加熱処理した、としています。

ところが、これは道具の役割を取り違えています。ヒートボンド工法用アイロンは、カーペットどうしの継目を接合テープで貼り合わせる道具です。

裁断端のほつれ止めは、裁断端をかがったり、ラテックスを塗って固めたりして行うのが正解です。

なぜかというと、ウィルトンカーペットは織物なので、切りっぱなしだと端から糸がほつれてくるからです。

例えば、布の端をミシンでかがって始末するのと同じで、ほつれ止めは端を縛る処理です。アイロンは継目をつなぐ別の作業です。

ザックリ言えば、ほつれ止めはかがる処理で、アイロンは継目接合用、ということです。

覚え方

  • ウィルトンのほつれ止め=かがる・ラテックス処理
  • ヒートボンド用アイロンは継目の接合用
  • 道具の役割を取り違えない

一問一答

Q.

ウィルトンカーペットの裁断部のほつれ止めは、どのように行うか。

裁断端をかがる、ラテックス処理を施す等で行います。ヒートボンド工法用アイロンは継目の接合用なので、ほつれ止めに用いる記述は誤りです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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