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経験記述で減点・不合格になるNG例は?やりがちな失敗と直し方|1級建築施工管理

けんせつる

けんせつる

経験記述って、なんとなく書けた気はするけど…これで減点されてないか不安。

どんな書き方がNGなの?

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1級建築施工管理技士の第二次検定で、合否を大きく分けるのが施工経験記述です。

配点は全体の約4分の1とされ、ここでつまずくと一気に不利になります。

しかも経験記述は公式の模範解答が出ないため、自分では「減点されているかどうか」が分かりません。

独学だと、こんな不安がついて回ります。

「これ、ちゃんと点が入る書き方?」
「テーマからズレてない?」
「結局どこを直せばいいの?」

このページでは、経験記述で減点・不合格になりやすいNGパターンと、その直し方を整理します。

やりがちな失敗を先に知っておけば、本番で大きく外すリスクを減らせます。

なお、最終的に「あなたの答案」が点になるかは、第三者の添削でしか分かりません。これはページ後半であらためて触れます。

これから受験する人は受験ガイド、教材選びはおすすめ参考書・過去問もどうぞ。

まず大前提:採点されない・失格になる答案がある

減点以前に、そもそも採点の土俵に乗らない答案があります。

設問のテーマと違うことを書く、または経験記述を空欄にすると、採点されず失格に近い扱いになります。

たとえば品質管理がテーマなのに、安全対策や工程の話を書いてしまうケースです。テーマの取り違えは、内容が良くても評価されません。

第二次検定は全6問・記述中心で、合格基準は60%程度とされます。配点の大きい経験記述を落とすと、ほかで取り返すのが難しくなります。

やりがちなNG・減点パターン

採点の土俵に乗ったうえで、点を削られる代表的なパターンは次のとおりです。

NGパターンなぜ減点されるか
テーマのズレ品質管理なのに安全・工程の話=設問に答えていない
抽象的な表現「徹底した」「注意した」だけで、何をしたかが伝わらない
数値・具体性の不足対策・結果が定量的でなく、効果を確認できない
解答例の丸写し市販の模範解答の丸写しは採点者に見抜かれやすい
記述量の不足解答欄の半分以下=経験が浅いと判断されやすい
専門用語の誤り「コンクリートを塗った」など、正しくは「打設した」

どれも、知っていれば避けられる失敗ばかりです。とくに多いのが、次の「抽象的な表現」です。

抽象的な動詞を、具体的な行動に直す

「徹底した」「努めた」のような動詞は、それだけでは何をしたか伝わらず、点になりません。

同じ内容でも、実際にとった行動・数値に置き換えると、評価される記述になります。

NG(抽象的)OK(具体的な行動・数値)
徹底した毎日の朝礼で確認し、月ごとに記録を集計した
努めた3段階のチェック体制を組み、不適合は再施工とした
配慮した規格に適合する材料のみを採用した
心がけたチェックリストを作り、各工程で署名・確認を義務づけた

「課題の背景 → 検討 → 実施した対策 → 結果(数値)」の流れで、対策と結果を具体的に書くのが基本です。

テーマで何を書くかに迷うなら、経験が浅い人の題材の作り方もあわせて確認してください。

減点を防ぐ近道は「第三者に見てもらう」こと

自己採点では見抜けない減点がある

ここまでのNGは、知識として知っていても、いざ自分の答案になると気づきにくいものです。とくにテーマのズレや抽象表現は、書いた本人ほど見落とします。

記事や見本は「一般的なNG」までしか示せません。「あなたの答案のどこが減点か」は、第三者に赤を入れてもらって初めて分かります。

独学で進めるなら、経験記述だけでも添削を保険にしておくと安心です。添削の使い方・選び方は別ページにまとめています。

▶ 経験記述の添削・作成代行を見る|独学サポート事務局

独学サポート事務局(株式会社ディーラーニング)=施工管理技士向けの通信教育。経験記述の添削・作成代行に対応。内容・料金は公式ページでご確認ください。

よくある質問

Q.

テーマを取り違えると、どのくらい不利ですか?

答えを見る

大幅な減点、または採点されず失格に近い扱いになるとされます。配点の大きい経験記述で外すと、ほかの問題で取り返すのが難しくなります。設問のテーマ(品質管理・施工の合理化・建設副産物など)を最初に正しく読み取ることが重要です。

Q.

市販の解答例を覚えて書くのはダメですか?

答えを見る

丸写し・丸暗記はNGです。採点者は市販の模範解答を見抜きやすく、令和6年度以降は工事概要が与えられる形式になり、丸暗記がそのまま通用しにくくなりました。解答例は「型・構成」を参考にし、中身は自分の経験で書きます。

Q.

解答欄はどのくらい埋めればよいですか?

答えを見る

解答欄の8割以上を埋めるのが最低条件とされます。半分以下しか書けていない答案は、実務経験が浅いと判断されやすく不利です。具体的な行動・数値を入れて埋めます。

まとめ

第二次検定とは?6問の中身・答えはあるのか・合格基準を確認する

経験記述は経験が浅くても書ける?書くことがない人の題材の準備を確認する

建設副産物の経験記述はどう書く?対策例と書き方を確認する

使う教材は1級のおすすめ参考書にまとめています。

独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。

参考

  • 一般財団法人 建設業振興基金(1級建築施工管理技術検定の試験区分・基準)
  • 各社の第二次検定・施工経験記述の対策解説(共通する減点・NPの整理)

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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