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令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 No.33を解説、品質管理に関する用語

けんせつる

けんせつる

マニフェストって、品質管理の言葉だったかな。

この記事の要点

令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.33は、品質管理に関する用語を問う問題です。正解は選択肢1。マニフェストは産業廃棄物の管理票で、品質管理とは最も関係が少ない用語だからです。

令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.33は、品質管理に関する用語を問う問題です。

問題文は建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。

この問題では、4つの用語のうち、品質管理に最も関係の少ないものを選びます。

正解:選択肢1

マニフェストは産業廃棄物の管理票のことで、廃棄物が正しく処理されたかを追う書類なんです。品質管理ではなく廃棄物処理の話ですね。残り3つは品質に直結する用語なので、ここだけ仲間外れだと気づけば一発で選べるわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 品質管理との関係 解説
1 少ない マニフェストは産業廃棄物の管理票。廃棄物処理の用語
2 深い ISO 9000ファミリーは品質マネジメントの国際規格
3 深い QA表(品質保証表)は品質を保証する管理項目を整理した表
4 深い 管理図はQC7つ道具の一つで、品質のばらつきを管理する

選択肢1のマニフェストは、産業廃棄物の処理を追う管理票で、品質管理とは最も関係が少ない用語です。

この問題のポイント

この問題では、品質管理に関係する用語を見分けられるかが問われています。

4つのうち3つは品質に直結し、1つだけ別分野の用語が混ざっているわけです。

ザックリ言えば、「品質をよくする・保証する・ばらつきを見る」ための言葉が品質管理の用語、ということなんです。

マニフェストだけは廃棄物の流れを追う書類なので、ここは混乱しやすいところですね。

選択肢1

選択肢1はマニフェストです。

建設現場でいうマニフェストは、産業廃棄物管理票のことです。排出した廃棄物が、収集運搬から処分まで正しく流れたかを記録・確認する伝票なんです。

つまり廃棄物処理の用語であって、品質管理の用語ではありません。だからこの選択肢が最も関係が少ないということです。

選択肢2

選択肢2はISO 9000ファミリーです。

ISO 9000ファミリーは、品質マネジメントシステムに関する国際規格の集まりです。

組織が一定の品質を保つ仕組みを整えるための規格なので、品質管理と深く関わっています。よってこの選択肢は仲間外れではありません。

選択肢3

選択肢3はQA表です。

QAは品質保証(Quality Assurance)の略で、QA表は工種ごとに品質を保証するための管理項目や基準を整理した表です。

例えば、どの工程で何を確認するかを一覧にしておくものですね。これも品質管理に直結する用語です。

選択肢4

選択肢4は管理図です。

管理図は、QC7つ道具の一つで、データのばらつきが管理の範囲内に収まっているかを見るためのグラフです。

例えば、コンクリート強度の値が上下の管理線の中にあるかを追えますね。品質のばらつきを管理する用語なので、これも関係が深いです。

覚え方

品質管理の用語は「よくする・保証する・ばらつきを見る」の3方向で整理できます。

ISOは仕組み、QA表は保証、管理図はばらつき。マニフェストだけが廃棄物の話なんです。

マニフェスト=産業廃棄物の管理票、品質管理ではなく廃棄物処理と覚えておけば、こうした仲間外れ探しで迷わなくなるでしょう。

一問一答

Q.

マニフェスト(産業廃棄物管理票)は、何のための書類か。

排出した産業廃棄物が正しく処理されたかを追うための管理票です。品質管理の用語ではありません。

Q.

品質のばらつきが管理の範囲内に収まっているかを見るQC7つ道具は何か。

管理図です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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