令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.4 は、木造在来軸組構法に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 構造耐力上主要な柱の有効細長比は150以下 |
| 2 | ○(正しい) | 引張筋かいは厚さ1.5cm以上・幅9cm以上 |
| 3 | ×(誤り) | 必要な軸組の長さは2階ではなく1階の方が大きい |
| 4 | ○(正しい) | 2階建て1階の柱は原則小径13.5cm以上 |
建物にかかる地震力や風圧力は、上の階の重さや受圧面積が積み重なる下階ほど大きくなります。
だから水平力に抵抗する軸組(筋かいなど)の必要な長さも、1階のほうが2階より大きくなります。
ザックリ言えば、「下の階ほど踏ん張りが必要」で、必要軸組長さは1階が大きい、ということです。
必要な軸組の長さは1階と2階のどちらが大きいか。
1階の方が大きくなります。下階ほど水平力が大きいためです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
地震や風で必要となる軸組(筋かい等)の長さは、上の重さを多く支える1階のほうが大きくなるんです。
選択肢3は2階の方が大きな値となるとしていますが、下階ほど水平力が大きく必要量が増えるため誤りです。正しくは1階の方が大きいわけです。