ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和2年
  5. > No.21 型枠支保工

令和2年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 を解説、型枠支保工

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和2年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 は、型枠支保工に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、パイプサポートの水平つなぎの緊結方法、上下階の支柱位置、梁下支柱の取外し条件、スラブ下支柱の存置日数の決め方という、支保工まわりの基本を問うものです。引っかけの核心は水平つなぎを何で固定するかという1点で、番線でよいと読み流すと引っかかります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢1は、パイプサポートの水平つなぎを番線で緊結するという主張ですが、番線では確実に固定できず、最も不適当な記述です。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

型枠支保工は、まだ固まっていないコンクリートの重さと作業荷重を打込み中ずっと支え続ける仮設の構造物です。途中で倒れると重大な災害につながります。

パイプサポートを2本継いで使うときに取り付ける水平つなぎは、支柱が横にはらんで座屈するのを防ぐ重要な部材です。ここがずれたり緩んだりしては役目を果たせません。

番線(鉄線)で縛っただけでは、荷重がかかると緩んだりずれたりして確実な固定ができません。だから水平つなぎは、ボルトなど専用の緊結金具で確実に固定しなければなりません。

選択肢1の番線で緊結するという記述は、この確実な固定の要求に反するため、最も不適当な記述なんです。

覚え方

  • パイプサポートの水平つなぎ=専用の緊結金具で固定(番線は不可)
  • 上下階の支柱はできるだけ同一鉛直線上に立てる
  • 梁下支柱の取外しは所要強度と安全を確認してから
  • スラブ下支柱の存置は強度確認によらない場合、平均気温から日数を決める

理解度チェック

Q.

パイプサポートの水平つなぎは、番線で緊結してよいか。

いいえ。番線では緩みやずれが生じて確実に固定できません。専用の緊結金具で固定します。

Q.

上下階で型枠支保工の支柱を立てるとき、位置はどう揃えるか。

できるだけ平面上の同一位置(同一鉛直線上)に立てます。荷重をまっすぐ下の階の支柱へ伝えるためです。

令和2年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和2年度(後期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 水平つなぎは番線ではなく専用の緊結金具で固定する
2 ◯(正しい) 上下階の支柱はできるだけ平面上の同一位置に設置する
3 ◯(正しい) 梁下支柱は所要強度と安全性が確認されれば取り外せる
4 ◯(正しい) スラブ下支柱は圧縮強度によらない場合、平均気温から存置日数を決める