ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和元年
  5. > No.18 標準貫入試験

令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.18 を解説、標準貫入試験

令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.18 は、標準貫入試験 に関する問題です。

この問題では、4つの記述から正答を1つ選びます。

この問題で問われていること

  1. 打撃回数の記録
  2. N値の判定
  3. 打撃の打ち切り
  4. ハンマーの落下高さ

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

標準貫入試験のN値は、決められた貫入量に対する打撃回数で表すんです。

選択肢2は本打ちの貫入量200mmに対する打撃回数が30回でN値を30としていますが、N値は300mm貫入に要する打撃回数なので誤りです。200mmで30回なら、その値をそのままN値とはできません。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(適当) 100mmごとの打撃回数を記録し、1回で100mm超は貫入量を記録
2 ×(不適当) N値は300mm貫入に要する打撃回数。200mmで30回をN値30とするのは誤り
3 ◯(適当) 打撃回数は50回を限度に打ち切ってよい
4 ◯(適当) ハンマーの落下高さは760mmで自由落下

選択肢2のポイント(ここが誤り)

標準貫入試験は、おもりを落としてサンプラーを30cm(300mm)打ち込むのに何回かかるかを数えるんです。

この300mm貫入に要した打撃回数がN値です。200mmまでしか打っていない段階の回数では、N値は確定しません。

ザックリ言えば、N値は300mm打ち込むのに要した回数、ということです。

覚え方

  • N値=300mm貫入に要する打撃回数
  • 落下高さ760mmで自由落下
  • 50回を限度に打ち切り可

一問一答

Q.

標準貫入試験のN値は、何mm貫入させるのに要する打撃回数か。

300mmです。300mm貫入に要する打撃回数をN値とします。

令和元年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>