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令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.17 を解説、建築設備と用語

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令和元年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.17 は、建築設備と用語に関する問題です。この問題では、設備と用語の組合せのうち、最も関係の少ないものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、用語がどの設備に属するか(給水・排水・電気・空気調和)を整理できるかを問うものです。判断の核心はヒートポンプがどの設備の用語かで、熱を扱う機器を給水設備に結びつける引っかけになっています。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も関係の少ない組合せ)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ヒートポンプは空調・給湯の用語。給水設備との組合せは関係が少なく誤り
2 ◯(適当) トラップは排水の逆流や臭気を防ぐ部分で、排水設備の用語として正しい
3 ◯(適当) バスダクトは大電流を送る幹線で、電気設備の用語として正しい
4 ◯(適当) 二重ダクトは温風と冷風を別系統で送る方式で、空気調和設備の用語として正しい

選択肢1は給水設備にヒートポンプを組み合わせていますが、ヒートポンプは空気調和や給湯の用語で、給水設備とは関係が少ない組合せです。

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選択肢1のポイント(ここが誤り)

ヒートポンプは、空気や水がもつ熱をくみ上げて移動させ、冷房・暖房や給湯に使う仕組みです。冷媒を圧縮・膨張させて熱を移すのが基本原理なんです。

このため、ヒートポンプは空気調和設備(エアコンなど)や給湯設備の用語として扱われます。なぜ給水設備と結びつかないかというと、給水設備は水を必要な圧力で運ぶ系統であり、熱を扱う機器とは目的が別だからです。

つまり、選択肢1の「給水設備+ヒートポンプ」は、設備の系統がかみ合わない組合せです。給水で問われる用語は、受水槽・高置水槽・ポンプ・ウォーターハンマーなどになります。

ほかの選択肢は、トラップ=排水、バスダクト=電気、二重ダクト=空調と、いずれも用語と設備がそろっています。混乱しやすいところですね。

覚え方

  • ヒートポンプ=空気調和・給湯の用語(給水ではない)
  • トラップは排水、バスダクトは電気、二重ダクトは空調
  • 給水で問われるのは受水槽・高置水槽・ウォーターハンマー
  • 組合せ問題は用語が属する設備系統で仕分ける

理解度チェック

Q.

ヒートポンプはどの設備に関係する用語か。

空気調和設備や給湯設備です。熱をくみ上げて移す仕組みなので、水を運ぶ給水設備とは関係が少ないです。

Q.

トラップは何のための部分で、どの設備の用語か。

配管内に水を溜めて、排水の臭気や害虫が室内に上がってこないようにする部分で、排水設備の用語です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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