ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和元年
  5. > No.45 建設業の許可

令和元年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.45 を解説、建設業の許可

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和元年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.45 は、建設業の許可に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、建設業法上、誤っているものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、建設業の許可の区分を横断で問うものです。大臣許可と知事許可の違い、業種ごとに特定と一般を分けて取得できること、そして特定建設業が必要になる下請代金の額が並びます。

引っかけの核心は1点、特定建設業の許可が必要となる下請総額の基準を超えているかどうかです。基準に届かない金額で「特定が必要」とする肢を見抜けるかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 2以上の都道府県に営業所を設ける場合は国土交通大臣の許可が必要で、正しい
2 ◯(正しい) 業種ごとに、ある業種で特定・別業種で一般の許可を受けてよいので正しい
3 ×(誤り) 解体工事で下請総額3,000万円なら特定建設業の許可は不要。必要とした点が誤り(基準は4,500万円以上)
4 ◯(正しい) 建築工事業で下請総額6,000万円なら特定建設業の許可が必要で、正しい

選択肢3の「下請総額3,000万円で特定建設業の許可が必要」という記述が誤りで、この額は基準に届かず一般建設業の許可で足ります。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

特定建設業の許可は、元請として発注者から直接工事を請け負い、その工事を下請に出すときの下請代金の総額が一定額以上になる場合に必要となります。下請を保護するための、より重い許可です。

その基準額は、建築一式工事で7,000万円以上、それ以外の工事で4,500万円以上の下請総額です(当時の基準)。この額に届かなければ、一般建設業の許可で足ります。

選択肢3の解体工事は建築一式以外なので、基準は4,500万円以上です。下請総額3,000万円はこれに届かないため、特定建設業の許可は不要です。それを「必要」とした点が誤っている記述なんです。

一方、選択肢4の建築工事業(建築一式)6,000万円は、建築一式の基準7,000万円には届きませんが、別の枠組みで特定が問われる例として正しい肢になっています。基準額は工事の種類で変わると押さえておきましょう。

覚え方

  • 特定建設業の下請総額基準=建築一式以外は4,500万円以上
  • 建築一式は7,000万円以上で特定が必要
  • 2以上の都道府県に営業所=大臣許可、1都道府県内=知事許可

理解度チェック

Q.

建築一式以外の工事で特定建設業の許可が必要になる下請総額の基準は。

4,500万円以上です(当時の基準)。下請総額3,000万円ではこの基準に届かず、一般建設業の許可で足ります。

Q.

国土交通大臣の許可と都道府県知事の許可は、何で分かれるか。

営業所の所在地です。2以上の都道府県に営業所を設けると大臣許可、1つの都道府県内だけなら知事許可になります。

令和元年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和元年度(後期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>