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令和元年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.11 は、構造用鋼材に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集
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この問題は、構造用鋼材のJIS記号と名称・用途の対応を横断で問うものです。建築構造用のSN材、溶接構造用のSM材、円形鋼管のSTKN材、そして一般構造用圧延鋼材の記号が並びます。
引っかけの核心は1点で、一般構造用圧延鋼材の記号はSSであって、SSCではないことです。SSCは別物(一般構造用軽量形鋼)の記号で、ここを取り違えさせる作りになっています。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(適当) | 建築構造用圧延鋼材はSN材で、A・B・C種に分類される |
| 2 | ◯(適当) | 溶接構造用圧延鋼材はSM材で、溶接性を確保するため炭素量などを管理した鋼材で妥当 |
| 3 | ◯(適当) | 建築構造用炭素鋼鋼管STKN材は材質をSN材と同等とした円形鋼管 |
| 4 | ×(不適当) | 一般構造用圧延鋼材はSSCではなくSS材。SSCは別物の軽量形鋼の記号 |
選択肢4は一般構造用圧延鋼材の記号をSSCとしていますが、正しくはSSです。SSCは形のまったく違う別の鋼材の記号で、ここを取り違えた点が誤りなんです。
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SSは一般構造用圧延鋼材を表す記号です。鋼板・形鋼・棒鋼などに広く使われる、最もありふれた構造用の鋼材で、代表が引張強さ400N/mm²級のSS400です。
一方のSSCは、一般構造用軽量形鋼の記号です。薄い鋼板を冷間でロール成形して断面をつくる、リップみぞ形鋼などの軽い部材を指します。製造方法も使いどころも、圧延でつくるSS材とは別物です。
つまり選択肢4は、別系統の記号SSCを一般構造用圧延鋼材に当てはめた点が誤りです。記号の頭文字がどちらもSSで似ているため、ここを入れ替えて出題されやすいわけです。
あわせて、SNは建築構造用圧延鋼材で耐震性を意識してA・B・C種に分けられ、SMは溶接構造用、STKNは材質をSN材と同等にした円形鋼管、と頭の中で記号と名称を結びつけておくと取り違えにくくなります。
一般構造用圧延鋼材を表すJISの記号は何か。
SSです。代表はSS400です。SSCは一般構造用軽量形鋼の記号で、冷間成形した薄板部材を指す別物なので混同しないようにします。
建築構造用圧延鋼材SNが、A・B・C種に分けられているのはなぜか。
使う部位に応じて溶接性や塑性変形能力などの要求が異なるためです。耐震性を意識した区分で、B種・C種は塑性変形性能や板厚方向特性まで規定されています。
テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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