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令和元年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.12 は、建具の試験項目に関する問題です。この問題では、4つの組合せのうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集
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この問題は、建具の性能試験で「何の性能を、どの測定項目で確かめるか」という組合せを問うものです。結露防止性、耐風圧性、気密性、水密性が並びます。
引っかけの核心は1点で、結露防止性試験で測るのは建具表面の温度低下の程度(温度低下率)だということです。これを熱貫流率と組み合わせた選択肢が混ざっており、何を測る試験かを取り違えさせる作りになっています。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢1(最も不適当な組合せ)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(不適当) | 結露防止性試験は熱貫流率ではなく建具表面の温度低下率で評価する |
| 2 | ◯(適当) | 耐風圧性試験は変位・たわみを測定する |
| 3 | ◯(適当) | 気密性試験は通気量を測定する |
| 4 | ◯(適当) | 水密性試験は加圧して漏水の有無を確認する試験で組合せは妥当 |
選択肢1は結露防止性試験の測定項目を熱貫流率としていますが、結露防止性試験で実際に測るのは建具表面の温度低下の程度です。測る対象を取り違えた点が誤りなんです。
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結露は、室内側の建具表面温度が下がって露点を割り込むと水滴になって付きます。そこで結露防止性試験では、屋外側を冷やした状態で室内側の建具表面がどれだけ冷えるかを測り、その温度低下の小ささで性能を評価します。
このとき指標になるのが、室内外の温度差に対する表面温度の下がり方を表す温度低下率です。表面が冷えにくい建具ほど結露しにくく、性能が高いと判断するわけです。
選択肢1はこれを熱貫流率と結び付けていますが、熱貫流率は建具全体の熱の伝わりやすさを表す別の値で、結露防止性試験そのものの測定項目ではありません。試験で直接読む値と取り違えている点が不適当です。
残りの組合せは、耐風圧性が変位・たわみ、気密性が通気量、水密性が漏水の有無と、いずれも測る対象が試験の目的と一致しているため適当です。
建具の結露防止性試験で実際に測定するのは何か。
室内側建具表面の温度低下の程度(温度低下率)です。表面が冷えにくいほど結露しにくく性能が高いと判断します。熱貫流率は建具全体の熱の伝わりやすさを示す別の値です。
建具の気密性試験と水密性試験は、それぞれ何を測るか。
気密性は隙間からの通気量、水密性は加圧時の漏水の有無を測ります。気密は空気の漏れ、水密は雨水の浸入に対する性能です。
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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