平成30年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.25 は、屋上アスファルト防水に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 保護コンクリートの伸縮調整目地は縦横3m程度 |
| 2 | ◯(正しい) | 継目が上下層で同一箇所にならないよう水下側から張る |
| 3 | ×(誤り) | 平場と立上りのルーフィングの重ね幅は150mm以上 |
| 4 | ◯(正しい) | 保護コンクリートの溶接金網は厚さのほぼ中央に設置 |
アスファルト防水は、ルーフィングという防水シートを何層も重ねて屋上を覆う工法です。継ぎ目をどれだけ重ねるかが命になります。
とくに平場(水平面)と立上り(壁の立ち上がり)がぶつかる入隅は、水がたまりやすく漏れやすい弱点です。
だからこの角の部分は、ルーフィングどうしの重ね幅を150mm以上と大きくとります。100mmでは重なりが足りず不適当です。なんとなくイメージできましたか。
例えば、平場のシートを立上りまで150mm以上のばして重ねることで、角に水が回り込んでも一枚で受けられます。
ザックリ言えば、角は漏れやすいから重ねを多めにとる、ということです。
平場のルーフィングと立上りのルーフィングの重ね幅は、何mm以上とするか。
150mm以上です。入隅は水が回り込みやすい弱点なので、平場と立上りの重ねを大きくとります。100mmでは不足です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)
防水は「重ね幅の数字」がよく狙われるんです。水の入りやすい角の部分はとくに重ねを多くとります。
選択肢3は平場と立上りの重ね幅を100mmとしていますが、入隅の角は最も漏れやすい弱点です。正しくは150mm以上とるんです。