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平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.38は、土工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集
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この問題は、根切りの最終段階である床付け(基礎が乗る底面を仕上げる作業)を中心に問うものです。機械の刃の使い分け、乱した地盤の処置、設計図書との地層の照合、そして床付け面付近の掘削方法が並びます。
なかでも引っかけの核心は1点、床付け面付近では機械を後退させながら掘ることです。前進と後退のどちらで仕上げるかを取り違えると引っかかります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢4(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 機械床付けでは床付け面近くでショベルの刃を平状に替えて行う |
| 2 | ◯(正しい) | 粘性土の床付けを乱したら砂質土と置換して締め固める |
| 3 | ◯(正しい) | 床付け地盤が設計図書の地層・地盤と一致するか確認する |
| 4 | ×(誤り) | 床付け面付近の掘削で機械を前進させながら施工するとした点が誤り。後退させながら掘り、履帯で床付け面を乱さないようにする |
選択肢4の「機械を前進させながら施工する」という記述が誤りで、正しくは後退させながら掘り進めます。
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床付け面は、その上に基礎が直接乗る大切な面です。ここを荒らすと地盤の支持力が落ち、不同沈下につながるおそれがあります。
そのため床付け面付近では、機械が仕上げた面を踏まないよう、後退(バック)しながら掘り進めます。手前を掘った機械が、まだ掘っていない奥へ下がっていくイメージです。
これを前進させながら掘ると、履帯(キャタピラ)が仕上げたばかりの床付け面を踏み荒らしてしまいます。乱れた地盤のまま基礎をつくると支持力が不足するわけです。
選択肢4はこの掘削方向を「前進させながら」としており、床付け面を機械で乱す動きになる点で誤りなんです。なお、乱してしまった粘性土を砂質土に置換して締め固める処置は、正しい対応です。
床付け面付近の掘削で、機械は前進と後退のどちらをしながら施工するか。
後退しながらです。前進すると履帯が仕上げた床付け面を踏み荒らし、支持力が落ちてしまいます。
粘性土の床付け地盤を乱してしまったとき、どう処置するか。
乱した部分を砂質土などに置換し、締め固めて支持力を回復させます。
テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月(平成29年現在の出題に基づく)
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