ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.38 土工事

平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.38 を解説、土工事

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.38は、土工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、根切りの最終段階である床付け(基礎が乗る底面を仕上げる作業)を中心に問うものです。機械の刃の使い分け、乱した地盤の処置、設計図書との地層の照合、そして床付け面付近の掘削方法が並びます。

なかでも引っかけの核心は1点、床付け面付近では機械を後退させながら掘ることです。前進と後退のどちらで仕上げるかを取り違えると引っかかります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 機械床付けでは床付け面近くでショベルの刃を平状に替えて行う
2 ◯(正しい) 粘性土の床付けを乱したら砂質土と置換して締め固める
3 ◯(正しい) 床付け地盤が設計図書の地層・地盤と一致するか確認する
4 ×(誤り) 床付け面付近の掘削で機械を前進させながら施工するとした点が誤り。後退させながら掘り、履帯で床付け面を乱さないようにする

選択肢4の「機械を前進させながら施工する」という記述が誤りで、正しくは後退させながら掘り進めます。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢4のポイント(ここが誤り)

床付け面は、その上に基礎が直接乗る大切な面です。ここを荒らすと地盤の支持力が落ち、不同沈下につながるおそれがあります。

そのため床付け面付近では、機械が仕上げた面を踏まないよう、後退(バック)しながら掘り進めます。手前を掘った機械が、まだ掘っていない奥へ下がっていくイメージです。

これを前進させながら掘ると、履帯(キャタピラ)が仕上げたばかりの床付け面を踏み荒らしてしまいます。乱れた地盤のまま基礎をつくると支持力が不足するわけです。

選択肢4はこの掘削方向を「前進させながら」としており、床付け面を機械で乱す動きになる点で誤りなんです。なお、乱してしまった粘性土を砂質土に置換して締め固める処置は、正しい対応です。

覚え方

  • 床付け面付近の掘削=機械を後退させながら施工(前進は踏み荒らす)
  • 乱した粘性土=砂質土と置換して締固め
  • 床付け地盤=設計図書の地層と一致するか必ず確認

理解度チェック

Q.

床付け面付近の掘削で、機械は前進と後退のどちらをしながら施工するか。

後退しながらです。前進すると履帯が仕上げた床付け面を踏み荒らし、支持力が落ちてしまいます。

Q.

粘性土の床付け地盤を乱してしまったとき、どう処置するか。

乱した部分を砂質土などに置換し、締め固めて支持力を回復させます。

平成29年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>