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平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.37は、地盤調査に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集
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この問題は、ボーリングやサウンディングといった地盤調査の手法を横断で問うものです。ロータリー式ボーリング、シンウォールサンプラー、ハンドオーガーボーリング、そしてスウェーデン式サウンディングが並びます。
なかでも引っかけの核心は1点、各手法には得意な地盤と苦手な地盤があることです。どの方法も万能ではなく、軟弱地盤向けの手法を硬い地盤にも使えると思っていると引っかかります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | ロータリー式ボーリングは軟らかい地層から硬い岩盤まで調べられる |
| 2 | ◯(正しい) | シンウォールサンプラーは軟弱な粘性土の乱さない試料採取に用いる |
| 3 | ×(誤り) | スウェーデン式サウンディングを密な砂層・礫層にも適用できるとした点が誤り。礫に当たって貫入できず、軟弱地盤向けの方法 |
| 4 | ◯(正しい) | ハンドオーガーボーリングは人力でオーガーを回転圧入し、浅い層の試料を採取する |
選択肢3の「密な砂層・礫層にも適用できる」という記述が誤りで、スウェーデン式サウンディングは硬い地盤や礫まじりの地盤には適しません。
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スウェーデン式サウンディング試験は、ロッドの先端にスクリューポイントを付け、おもりの荷重と回転で地盤へねじ込み、その貫入のしやすさから硬軟を調べる簡易な方法です。
機械も大がかりにならず費用も抑えられるので、住宅など小規模建物の軟らかい地盤の調査に広く使われています。
ただし、おもりの荷重と人力の回転で貫入させる方式のため、密な砂層や礫層には歯が立ちません。石に当たるとそれ以上ねじ込めず、正しい硬さを測れないわけです。
選択肢3はこれを「密な砂層・礫層にも適用できる」としており、苦手な地盤まで万能に使えるかのように述べている点で誤りなんです。なお、同じ問題のシンウォールサンプラーが軟弱な粘性土の乱さない試料採取に使われる点は正しい記述です。
スウェーデン式サウンディング試験は、密な砂層や礫層に適用できるか。
適しません。おもりと回転で貫入させる方式のため、礫に当たると貫入できず、軟らかい地盤の調査に向いた方法です。
軟弱な粘性土を乱さずに採取したいとき、どの器具を使うか。
シンウォールサンプラーです。肉厚の薄い管を静かに押し込み、試料を乱さずに採取します。
テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月(平成29年現在の出題に基づく)
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