ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.26 事前調査

平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.26 を解説、事前調査

平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.26 は、事前調査 に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なもの(または正しいもの)を選びます。

この問題で問われていること

  1. 解体木くずの処分場所調査
  2. 敷地境界の確認測量
  3. 地下埋設物の掘削調査
  4. 近接家屋の現状調査

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1

建設工事の解体で出る木くずは産業廃棄物なんです。一般廃棄物としての処分場所を調べるのは誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 解体工事で発生する木くずは産業廃棄物であり、一般廃棄物としての処分場所を調べるのは誤り
2 ◯(正しい) 敷地境界石標があっても関係者立会いで境界確認の測量を行うのは適当
3 ◯(正しい) 既存地下埋設物の図面があっても事前に掘削調査を行うのは適当
4 ◯(正しい) 山留め・掘削に先立ち近接家屋の現状調査を行うのは適当

選択肢1 のポイント

建設工事の解体で出る木くずは、一般廃棄物ではなく産業廃棄物なんです。

事業活動に伴って生じる廃棄物なので、産業廃棄物として処分先やマニフェストの手配を調査します。

選択肢1は木くずを一般廃棄物として処分場所を調べるとしていますが誤りで、正しくは産業廃棄物として扱います。

境界石標があっても立会いで行う境界確認測量、埋設物図面があっても行う掘削調査、近接家屋の現状調査は、いずれも事前調査として適当です。

ザックリ言えば、現場から出る木くずは産廃、ということです。

覚え方

  • 解体木くず=産業廃棄物(一般廃棄物ではない)
  • 境界石標があっても立会い測量で確認
  • 埋設物図面があっても掘削調査・近接家屋の現状調査を行う

一問一答

Q.

解体工事で発生する木くずは、一般廃棄物と産業廃棄物のどちらか。

産業廃棄物です。事業活動に伴って生じるため、産業廃棄物として処分します。

平成29年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

Topへ >>