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令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 No.16を解説、電気設備と用語の組合せ

けんせつる

けんせつる

情報用アウトレットって、電気を取る設備じゃないんだっけ。

この記事の要点

令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.16は、建築物の電気設備とそれに関する用語の組合せの問題です。正解は選択肢1。情報用アウトレットは情報通信設備の用語です。

令和6年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.16は、建築物の電気設備とそれに関する用語の組合せの問題です。

問題文は建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。

この問題では、4つの組合せのうち、最も関係の少ないものを選びます。

正解:選択肢1

「情報用アウトレット」は、LANや電話の配線をつなぐ差込口で、情報通信設備の用語なんです。電力設備はコンセントや分電盤など電気を供給する設備のことなので、組合せがかみ合っていませんね。「アウトレット=コンセント」という語感に引っ張られると間違えやすいところです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(関係が少ない) 情報用アウトレットは情報通信設備の用語。電力設備とは別
2 ○(関係する) 防犯設備とICカードリーダー(入退室管理)
3 ○(関係する) 幹線設備とケーブルラック(幹線の配線を支持)
4 ○(関係する) 照明設備とペンダント型(吊り下げ照明器具)

選択肢1は、情報通信設備の用語である情報用アウトレットを電力設備と組み合わせている点が、最も関係が少ない組合せです。

この問題のポイント

この問題では、電気設備の分類と、それぞれに対応する代表的な用語の結びつきが問われています。

特に「電力設備」と「情報通信設備」の境目は、混同しやすいところですね。

電力設備は、受変電・分電盤・コンセントなど、電気を供給する側の設備です。

情報通信設備は、LANや電話などの通信を扱う設備で、情報用アウトレットはこちらに属します。「アウトレット」という言葉がコンセントを連想させるので、選択肢1はそこを突いているわけです。

選択肢1

これが最も関係の少ない組合せです。「電力設備」と「情報用アウトレット」を結びつけていますが、かみ合っていません。

情報用アウトレットは、LANケーブルや電話をつなぐ差込口で、情報通信設備の用語なんです。

電力設備の代表的な用語は、コンセントや分電盤です。設備の分類と用語がずれているため、これが正解の組合せということです。

選択肢2

選択肢2は防犯設備ICカードリーダーの組合せです。

ICカードリーダーは、扉のロック解除や入退室管理に使われる機器です。防犯設備の一部として使われます。

カードをかざして扉を開ける仕組みを思い浮かべるとよいでしょう。関係する組合せなので適切です。

選択肢3

選択肢3は幹線設備ケーブルラックの組合せです。

幹線設備は、受電設備から各階の分電盤などへ電気を送る太い配線のことです。ケーブルラックは、そのケーブルをのせて支える棚状の部材です。

幹線の多数のケーブルをまとめて支持するために使われるわけですね。関係する組合せなので適切です。

選択肢4

選択肢4は照明設備ペンダント型の組合せです。

ペンダント型は、天井からコードなどで吊り下げる照明器具の形式です。照明設備に含まれます。

食卓の上などに吊るすタイプの照明、とイメージするとよいでしょう。関係する組合せなので適切です。

覚え方

用語の組合せ問題は、「その言葉がどの設備の世界の言葉か」で仕分けると間違えにくくなります。

情報用アウトレットは通信、コンセントは電力、と分けて考えるわけです。

情報用アウトレット=情報通信設備、電力設備の差込口はコンセントと覚えておくと、選択肢1のような語感のひっかけに引っかからなくなるでしょう。

一問一答

Q.

情報用アウトレットはどの設備の用語か。

情報通信設備です。LANや電話の配線をつなぐ差込口で、電力設備のコンセントとは別ものです。

Q.

幹線設備で多数のケーブルをのせて支持する部材は何か。

ケーブルラックです。幹線の配線をまとめて支える棚状の部材です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和6年度(後期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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