ゼロから学ぶ建築施工管理

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令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 No.37 を解説、工事現場の安全管理

令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.37 は、工事現場の安全管理に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 安全施工サイクル
  2. 新規入場者教育
  3. ゼロエミッションの意味
  4. リスクアセスメント

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

ゼロエミッションは、廃棄物の排出をゼロに近づけて資源を循環させようという環境の考え方なんです。

選択肢3はゼロエミッションを作業グループが正しい行動を確認し合う活動と説明していますが、それは指差呼称やツールボックスミーティングなど安全活動の説明で誤りです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 安全施工サイクルは毎日・毎週・毎月の実施事項を定型化
2 ○(正しい) 新規入場者教育は新しく入場した者への教育
3 ×(誤り) ゼロエミッションは廃棄物排出ゼロを目指す考え。安全確認活動ではない
4 ○(正しい) リスクアセスメントは危険性を見積もり低減措置を検討すること

選択肢3はゼロエミッションを安全確認活動と説明した点が誤りで、廃棄物ゼロを目指す環境の考え方です。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

ゼロエミッションは、生産活動で出る廃棄物の最終処分量をゼロに近づけ、資源を循環利用しようという環境保全の考え方です。

作業グループが正しい行動を互いに確認し合うのは、指差呼称やKY(危険予知)活動など安全のための活動で、ゼロエミッションとは別物です。

ザックリ言えば、ゼロエミッション=廃棄物ゼロの考え方であって、安全確認の活動ではないということです。

覚え方

  • ゼロエミッション=廃棄物排出ゼロを目指す環境の考え方
  • リスクアセスメント=危険を見積もり低減
  • 安全施工サイクル=日・週・月の定型化

一問一答

Q.

ゼロエミッションとはどのような考え方か。

廃棄物の排出をゼロに近づけ資源を循環させる環境保全の考え方です。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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