令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.40 は、鉄筋コンクリート造建築物の解体工事に関する能力問題です。
この問題は能力問題で、4つの記述のうち、不適当なものを2つ選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(適当) | 設備停止と給水・ガス・電力・通信の停止を確認するのは適当 |
| 2 | ○(不適当) | クロスとせっこうボードを一緒に撤去するのは不適当(分別する) |
| 3 | ○(不適当) | 騒音・飛散防止にメッシュシートのみは不適当(防音・防じんシート) |
| 4 | ×(適当) | 中央部を先行し外周部を最後に解体するのは適当 |
図はありません。不適当なのは選択肢2と3で、分別撤去と養生方法の点が誤りです。
選択肢2:壁紙(クロス)と下地のせっこうボードは、リサイクルや処理の区分が異なるため、分別して撤去します。一緒に撤去すると分別処理ができません。
選択肢3:メッシュシートは網目状で、落下物防止には役立ちますが、解体で生じる粉じんや騒音を十分には抑えられません。防じん・防音性のあるシートで養生する必要があります。
ザックリ言えば、分別撤去と適切な防じん養生が必要で、この2つを欠く記述が不適当ということです。
解体時、壁のクロスとせっこうボードはどう撤去するか。
分別して撤去します。処理区分が異なるためです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2・3(不適当な2つ)
クロスとせっこうボードは分別して撤去するんです。また粉じんの飛散防止には、メッシュシートだけでなく防音・防じん効果のあるシートが必要です。
選択肢2はクロスとせっこうボードを一緒に撤去しており分別の点で不適当、選択肢3は全面をメッシュシートのみで養生としていますが、メッシュシートは粉じんを十分に防げないため不適当です。