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令和2年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.35 は、工事現場における材料の保管に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集
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この問題は、現場に運び込んだ材料をどう置くかを横断で問うものです。高力ボルトの積上げ段数、型枠用合板の保管、袋詰めセメントの保管、袋入りアスファルトの積重ね段数が並びます。
引っかけの核心は1点、セメントが湿気に弱いことです。乾いていそうに聞こえる「風通しのよい」という言葉が、実は湿気を呼び込む置き方であると見抜けるかが分かれ目になります。
※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢3(最も不適当な記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 高力ボルトは箱の積上げ高さを3段程度までとし、変形を防いで保管するので正しい |
| 2 | ◯(正しい) | 型枠用合板は直射日光による反りや変色を避け、シートを掛けて保管するので正しい |
| 3 | ×(誤り) | セメントを風通しのよい倉庫に保管した点が誤り。湿気を吸って固まるため防湿に配慮した倉庫に置く |
| 4 | ◯(正しい) | 袋入りアスファルトは積重ねを10段程度までとし、荷崩れと変形を防ぐので正しい |
選択肢3は、セメントを風通しのよい倉庫に保管するとした点が誤りで、セメントは湿気を嫌うため防湿に配慮した倉庫に置きます。
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セメントは、空気中の水分と反応して少しずつ固まる性質があります。この風化が進むと、本来の強度が出なくなり、ひどいと塊になって使えなくなります。
「風通しのよい」という言葉は、木材のように湿気をこもらせたくない材料には好ましく聞こえます。ところがセメントにとっては、外気の湿気がどんどん入ってくることを意味し、かえって風化を早めます。
だからセメントは、湿気を防げる倉庫に保管します。具体的には、外気や地面の湿気を避けるため床を上げて地面から離し、積みすぎないようにし、古いものから先に使うのが基本です。
選択肢3は、湿気を嫌うセメントに「風通しのよい」という逆の条件を当てている点で誤りなんです。材料ごとに湿気を「逃がしたいのか、入れたくないのか」を区別しましょうね。
袋詰めセメントは、風通しのよい倉庫に保管してよいか。
いけません。風通しがよいと外気の湿気を吸って風化し、強度が落ちます。防湿に配慮した倉庫に保管します。
セメントを倉庫に置くとき、地面から離すのはなぜか。
地面からの湿気が袋に伝わって風化するのを防ぐためです。床を上げて置き、古いものから順に使います。
テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
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出典
※ この記事の確認日:2026年6月
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