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平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.34 を解説、施工管理の活動用語と説明

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平成29年度(前期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.34は、施工管理の活動用語と説明に関する問題です。この問題では、用語と説明の4つの組合せのうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、現場で使う活動用語と、その意味の組合せが正しいかを横断で問うものです。OJT・QCサークル・TBM・ZD運動が並びます。

引っかけの核心は1点、ZDのD(ディフェクト=欠陥)を取り違えていないかです。ZDは欠陥をゼロに近づける運動で、廃棄物ゼロの環境活動と混同していないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) OJTは日常業務に就きながら行う職場内訓練で、用語と説明の組合せは適当
2 ◯(正しい) QCサークルは品質管理活動を自主的に行う小グループで、組合せは適当
3 ◯(正しい) TBMは作業着手前に安全作業を確認する会議(ツールボックスミーティング)で、組合せは適当
4 ×(誤り) ZD(ゼロディフェクト)運動は欠陥(不良)をゼロに近づける運動であり、廃棄物をゼロに近づける運動とする説明は不適当

選択肢4はZD運動を「廃棄物をゼロに近づける運動」と説明しており、ここが誤りです。

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選択肢4のポイント(ここが誤り)

ZD(ゼロディフェクト)運動のDはディフェクト、つまり欠陥を表します。作業のミスや不良といった欠陥をゼロに近づけることを目指す、品質向上のための運動なんです。

選択肢4はこれを「廃棄物をゼロに近づける運動」と説明しています。廃棄物の削減は環境保全(ゼロエミッション等)の話で、ZDの中身とは別物です。ディフェクト(欠陥)をウェイスト(廃棄物)にすり替えた点で説明が成り立ちません。

残る3つは組合せが正しい説明です。OJTは日常業務に就きながら教える職場内訓練、QCサークルは品質管理を自主的に行う小集団、TBM(ツールボックスミーティング)は作業着手前に安全を確認する短時間の打合せです。

用語問題は、略語のもとになった単語を一つずつ思い出すと取り違えを防げます。ZDなら「Zero Defect=欠陥ゼロ」と展開できれば、廃棄物との混同に気づけるわけです。

覚え方

  • ZD運動=欠陥(ディフェクト)ゼロ運動(廃棄物ゼロではない)
  • OJT=職場内訓練/TBM=作業前の安全打合せ
  • QCサークル=品質管理の自主的小グループ

理解度チェック

Q.

ZD(ゼロディフェクト)運動とは何をゼロに近づける運動か。

欠陥(ディフェクト)です。廃棄物をゼロにする運動ではありません。

Q.

TBM(ツールボックスミーティング)はいつ行う、何のための活動か。

作業に着手する前に行う、その日の安全作業を確認するための短時間の打合せです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(前期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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