ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.35 統括安全衛生責任者

平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.35 を解説、統括安全衛生責任者

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.35は、統括安全衛生責任者を選任すべき特定元方事業者が行う事項に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、労働安全衛生法上 誤っているものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、一つの現場で元請と下請が混じって働くとき、元請がやることと下請がやることを区別できるかを問うものです。特定元方事業者は、現場全体の安全をまとめる役目を負います。

引っかけの核心は1点、安全衛生責任者を選任するのは下請であって元請ではないことです。よく似た名前の役職を、元請の事項に紛れ込ませていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 協議組織の設置及び運営は特定元方事業者が行う事項
2 ◯(正しい) 作業間の連絡及び調整は特定元方事業者が行う事項
3 ×(誤り) 安全衛生責任者を選任するのは下請(関係請負人)で、元請の事項ではない
4 ◯(正しい) 作業場所の巡視は特定元方事業者が行う事項

選択肢3の「安全衛生責任者を選任する」が誤りで、これは下請(関係請負人)が選任する事項であり、特定元方事業者が行う事項ではありません。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

特定元方事業者は、一つの現場で元請と下請が混じって働くときに、全体の安全をまとめる役目を負う会社です。その現場に統括安全衛生責任者を選任します。

この特定元方事業者が行う事項は、協議組織の設置と運営、作業間の連絡及び調整、作業場所の巡視などです。複数の業者が入り乱れて起こる労働災害を防ぐための、全体調整の仕事です。

一方、安全衛生責任者は、下請、つまり関係請負人の側が選任する立場です。統括安全衛生責任者との連絡や、自社の作業員への伝達を担います。だから選択肢3を元請の事項とするのは誤りで、ここは元請と下請が混乱しやすいところですね。

例えば、現場全体の安全会議を開くのは元請の役目ですが、その会議に出て自社に持ち帰るのが下請の安全衛生責任者です。役割の向きが違うわけです。

覚え方

  • 安全衛生責任者=下請(関係請負人)が選任する
  • 特定元方事業者=協議組織・連絡調整・巡視を行う
  • 統括安全衛生責任者は元請、安全衛生責任者は下請

理解度チェック

Q.

安全衛生責任者を選任するのは、元請(特定元方事業者)と下請のどちらか。

下請(関係請負人)が選任します。元請は統括安全衛生責任者を選任し、協議組織の運営や作業間の連絡調整、巡視を行います。安全衛生責任者の選任は元請の事項ではありません。

Q.

特定元方事業者が行う事項には、どんなものがあるか。

協議組織の設置及び運営、作業間の連絡及び調整、作業場所の巡視などです。複数の業者が混在する現場での労働災害を防ぐ、全体調整の仕事です。

平成29年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(後期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>