ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成29年
  5. > No.32 品質管理の試験・検査

平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.32 を解説、品質管理の試験・検査

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.32は、品質管理のための試験・検査と用いる器具の組合せに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、測りたい対象と検査器具が正しく対応しているかを問うものです。各工事で何を何で測るかという、器具と用途の組合せの知識が試されます。

引っかけの核心は1点、隅肉溶接のサイズはマイクロメーターでは測らないことです。精密測定の代表格であるマイクロメーターを、溶接ビードの測定に当てはめてよいかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢1(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 隅肉溶接のサイズはマイクロメーターではなく、溶接ゲージで測る
2 ◯(正しい) 測りたい対象と器具が対応した組合せで妥当
3 ◯(正しい) 試験・検査の方法が目的に合っており妥当
4 ◯(正しい) 検査方法が測定の目的に合っており妥当

選択肢1の「隅肉溶接のサイズをマイクロメーターで測る」が誤りで、正しくは溶接の形に合わせた溶接ゲージで測ります。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢1のポイント(ここが誤り)

隅肉溶接というのは、直角に接する二つの部材のすみに、三角形の断面で盛る溶接です。このときの三角形の脚の長さがサイズで、強度を左右する大事な寸法です。

このサイズを測るには、溶接の形に合わせた溶接ゲージ(溶接用ゲージ)を使います。ゲージを溶接部に当てて、脚長や余盛りの高さを読み取ります。

一方マイクロメーターは、ねじの送りを使って薄い板の厚みや小さな径を、ミリの百分の一まで精密に測る器具です。溶接ビードのように形が一定でない部分のサイズを測る道具ではありません。

例えば、隅肉溶接の脚長が指定どおりかを現場で素早く確認するには、専用ゲージを当てるのが確実です。マイクロメーターでは溶接の形にうまく当てられないわけです。

覚え方

  • 隅肉溶接のサイズ=溶接ゲージで測る
  • マイクロメーター=薄板の厚みや小径を精密に測る器具
  • 測りたいものと道具が合っているかで判断する

理解度チェック

Q.

鉄骨工事で、隅肉溶接のサイズを測るのに用いる器具は何か。

溶接ゲージ(溶接用ゲージ)です。溶接の形に当てて脚長や余盛りを読み取ります。マイクロメーターは薄板の厚みや小径を測る器具で、溶接サイズの測定には適しません。

Q.

マイクロメーターは、どんな測定に用いる器具か。

薄い板の厚みや小さな径を、ミリの百分の一まで精密に測る器具です。形が一定でない溶接ビードのサイズ測定には向きません。

平成29年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成29年度(後期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>