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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.89 を解説、重量シャッター工事

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.89 は、重量シャッター工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 防火シャッターのケースの鋼板厚さ
  2. 自動閉鎖型シャッターの障害物感知装置
  3. スラット相互のずれ止めの部材
  4. ガイドレールとスラットのかみ合せ長さ

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

ずれ止めに使う部材の名前を取り違えやすいところですね。

選択肢3はスラットの端部にフックを取り付けたとありますが違います。ずれ止めには端部金物(エンドロック)を取り付けるんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 防火シャッターのケースはスラットと同じ厚さ1.6mmの鋼板とする
2 ◯(正しい) 自動閉鎖型には危害防止のため障害物感知装置を設ける
3 ×(誤り) スラットのずれ止めは端部金物(エンドロック)。フックは誤り
4 ◯(正しい) 内法3m以下ではかみ合せ長さの合計を90mmとする

選択肢3のポイント(ここが誤り)

スラットとは、シャッターを構成する1枚1枚の細長い鋼板のことです。これが横につながってカーテンのようになります。

スラットは左右に動いてガイドレールから外れることがあるので、ずれ止めが必要になります。

このずれ止めには、スラットの端に取り付ける端部金物(エンドロック)を用います。これがガイドレールから抜けるのを防ぎます。

選択肢3はフックを取り付けたとありますが、フックは別の引っ掛け金物で、ずれ止めの部材ではありません。用語が誤りです。

ザックリ言えば、スラットのずれ止めはフックではなく端部金物、ということです。

覚え方

  • スラットのずれ止めは端部金物(エンドロック)
  • フックはずれ止めではない、用語のひっかけ
  • 端部金物でガイドレールからの抜けを防ぐ

一問一答

Q.

重量シャッターのスラット相互のずれ止めには、何を取り付けるか。

端部金物(エンドロック)です。スラット端部に取り付けてガイドレールからの抜けを防ぎます。フックは誤りです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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