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平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.45 を解説、コンクリート工事

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.45 は、コンクリート工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 練混ぜから打込み終了までの時間の限度
  2. 外気温による時間の違い(25℃の境)
  3. 打込み・締固めの手順
  4. 打継ぎ部の処理

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

暑いほど時間がほしくなる気持ちはわかりますが、ルールは逆なんです。

選択肢1は外気温25℃超で120分としていますが違います。暑いほど早く固まるので25℃を超えたら90分以内25℃以下なら120分以内と覚えるわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 外気温25℃超は90分以内、120分ではない
2 ◯(正しい) 打込みは低い位置から、材料分離を避けて行う
3 ◯(正しい) 締固めはバイブレーターを鉛直に挿入して行う
4 ◯(正しい) 打継ぎ部はレイタンスを除去し清掃してから打ち継ぐ

選択肢1のポイント(ここが誤り)

選択肢1は、外気温が25℃を超えるので、練混ぜから打込み終了までの時間の限度を120分とした、としています。

ところが、これは違います。外気温が25℃を超えるときは、90分以内が限度です。

120分以内が許されるのは、外気温が25℃以下の場合です。数値が入れ替わっています。

なぜかというと、気温が高いほどコンクリートの水分が抜けやすく、固まる反応も早く進むからです。時間がたつほど打ちにくくなり、品質が落ちます。

例えば真夏の現場では、運搬から打込みまでをできるだけ短くし、待ち時間を作らないように段取りします。

ザックリ言えば、暑い日ほど早く打て、25℃超は90分、ということです。

覚え方

  • 外気温25℃超=練混ぜから打込みまで90分以内
  • 外気温25℃以下=120分以内
  • 暑いほど早く固まるので時間の限度は短い

一問一答

Q.

外気温が25℃を超える場合、練混ぜから打込み終了までの時間の限度は何分か。

90分以内です。120分以内が許されるのは25℃以下の場合であり、25℃超で120分とする記述は誤りです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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