ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 平成27年
  5. > No.21 請負契約書

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 を解説、請負契約書

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.21 は、請負契約書に記載する事項に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、建設業法上 定められていないものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

建設業法は、請負契約書に必ず書くべき事項(法定記載事項)を列挙しています。支払の時期・方法、紛争の解決方法、不可抗力による工期変更や損害の負担などがそれにあたります。

引っかけの核心は1点、請負契約書は注文者と請負人の二者の約束を定めるものだということです。その先の下請にいくら払うかは当事者の外の話なので、法定記載事項には入りません。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(定められていない事項)

各選択肢の正誤

選択肢 記載事項か 解説
1 定めあり 代金の支払の時期・方法は当事者間の必須事項で記載事項
2 定めあり 紛争が起きたときの解決方法も記載事項とされている
3 定めなし 下請代金の総額は当事者外の情報で、法定記載事項ではない
4 定めあり 不可抗力による工期変更・損害の負担も取り決める記載事項

選択肢3の「予定する下請代金の額の総額」は法定記載事項ではなく、これが「定められていない事項」にあたります。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが定められていない事項)

建設業法は、請負契約書に必ず書くべき事項を列挙しています。工事内容、請負代金の額、着手と完成の時期、代金の支払の時期と方法、紛争の解決方法、不可抗力による工期変更や損害の負担などです。

これらに共通するのは、いずれも注文者と請負人の間で取り決めておく必要がある事項だという点です。後で揉めないために、二者の約束として明記させているわけです。

一方で「予定する下請代金の額の総額」は、この一覧に入っていません。なぜかというと、請負人がさらに下請へいくら払うかは、この契約の当事者である注文者には関係しない情報だからです。

たとえば元請が下請にいくらで出すかは元請の内部の話であって、発注者との契約書に書かせる必要はない、ということなんです。

覚え方

  • 請負契約書の記載事項に下請代金の総額は入らない
  • 支払時期・紛争解決・不可抗力の負担は記載事項
  • 「当事者二者の約束か」で記載事項かどうかを見分ける

理解度チェック

Q.

建設業法上、請負契約書に記載しなければならない事項に「予定する下請代金の額の総額」は含まれるか。

含まれません。支払の時期・方法、紛争の解決方法、不可抗力による損害の負担などは記載事項ですが、下請代金の総額は法定記載事項ではありません。

Q.

下請代金の総額が請負契約書の記載事項に入らないのはなぜか。

請負契約書は注文者と請負人の二者の約束を定めるものだからです。請負人がその先の下請にいくら払うかは当事者外の情報で、発注者との契約書に書く必要がありません。

平成27年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>