本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
けんせつる
液状化対策ってどんな工法があるの?地盤改良と置換工法の違いは?施工管理でどこを確認すればいいの?
この記事の要点
液状化対策工法は大きく締固め・固結・置換・排水の4つのアプローチに分類されます。設計で採用された工法は設計図書に明記されており、施工管理では施工深度・改良範囲・品質確認記録が主な確認事項です。
液状化判定で液状化リスクが確認された場合に、どの対策工法が選定されたかを設計図書で把握することが出発点です。
液状化対策は設計者が工法を選定しますが、施工管理者はその工法の施工確認が役割です。各工法の概要と確認ポイントを整理しましょう。
これから受験する人は受験ガイド、教材選びはおすすめ参考書・過去問もどうぞ。
テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級・2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。
液状化対策の主な工法を3つのアプローチで整理します。
| アプローチ | 代表工法 | 概要 |
|---|---|---|
| 締固め | サンドコンパクションパイル(SCP)・バイブロフローテーション | 砂杭を圧入するなどして地盤を締め固め、N値を高める |
| 固結(地盤改良) | 深層混合処理(CDM)・薬液注入 | セメント系固化材や薬液を地盤に混合・注入して固める |
| 置換 | 表層置換工法 | 液状化しやすい砂質土を掘削除去し、非液状化材料(砕石等)に置き換える |
| 排水 | グラベルドレーン工法 | 礫(砂利)を充填した排水パイルを設置し、地震時の過剰間隙水圧を速やかに逃がす |
言い換えると、「地盤を硬くする」「悪い土を入れ替える」「水を逃がす」の3つの考え方で対策します。
独学で二次検定(施工経験記述)の書き方に不安があるなら、添削が受けられる独学サポート事務局の通信講座
で早めにたたき台を用意しておくと安心です。
施工管理者が各工法で確認すべき主な項目は次の通りです。
例えば、深層混合処理でコアサンプルの一軸圧縮強度が設計基準値を下回った場合は、追加改良または補修が必要になります。施工記録と品質試験記録を並べて確認しましょう。
各工法で確認すべき数値(深度・強度・充填量)が設計値どおりかをデータで追うのが、施工管理の仕事です。
液状化対策として多用されるセメント系固化材を用いた改良地盤の許容応力度は、平成13年国土交通省告示第1113号(旧・昭和46年建設省告示第111号を引き継いだ現行告示)の第五に規定されています。
液状化対策工法の施工管理は、次の流れで進めます。
着工前に設計書と施工計画を照合し、施工中は記録で追い、完了後は品質試験で検証する。この3段階です。
液状化対策工法の設計・施工計画で参照する地盤調査の方法は、平成13年国土交通省告示第1113号の第一に規定されています。
混同しやすい用語の整理
液状化対策は地震時の液状化を防ぐことが目的(砂質地盤が対象)。軟弱地盤対策は圧密沈下や支持力不足を防ぐことが目的(粘性土地盤が対象)。目的・対象地盤・工法が異なるが、両方が必要な現場もある。
深層混合処理(CDM)はセメント系固化材を回転翼で地盤と混合して固結する工法。薬液注入は薬液を地盤に圧入して固結する工法。深層混合処理は大きな改良体を作れるが施工コストが高い。薬液注入は狭い範囲への適用や山留め補助に使われる。
グラベルドレーン工法はどのような原理で液状化を防ぐのか?
地震時に砂質地盤で発生する過剰間隙水圧を、礫(砂利)を充填した排水パイルを通じて速やかに逃がすことで、液状化の発生を抑制する。締め固めや置換ではなく「水圧を逃がす」アプローチで対策する。
深層混合処理の品質確認で何を確認するのか?
コアサンプル採取による一軸圧縮強度の確認。設計で定めた基準強度を満たしているかを確認する。強度不足の場合は追加改良または補修が必要。施工深度・改良径・固化材添加量も記録で確認する。
液状化対策工法の施工管理で最初に行うべき確認は何か?
設計図書で採用工法・施工範囲・品質基準を把握すること。次に施工計画書がそれを正確に反映しているかを確認する。施工が始まる前にこの二者を照合しておくことが重要。
RC・鉄骨の施工管理はRC・鉄骨の施工管理にまとめています。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る
/内容と料金の解説
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
参考資料
・建築基礎構造設計指針(日本建築学会)液状化対策の節
・地盤工学会「地盤工学・実務シリーズ 液状化対策工法」
※ この記事の法令確認日:2026年6月
資格を取ったら、次はキャリアと年収
施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。
登録・相談は無料
受験ガイド・人気記事