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埋込み柱脚とは何か:施工手順・埋め込み深さと施工管理の確認ポイント

商業出版経験のある運営者が、公式資料・標準仕様書・過去問傾向を確認しながら、初学者向けに整理しています。

けんせつる

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埋込み柱脚って露出柱脚と何が違うの?基礎を打つ前に柱を建てるって何のこと?埋め込み深さに決まりはあるの?

この記事の要点

埋込み柱脚は鉄骨柱の脚部をRC基礎コンクリート内に直接埋め込む柱脚形式です。3形式(露出柱脚・根巻き柱脚・埋込み柱脚)の中で最も剛性が高く、柱脚の曲げモーメントを基礎に確実に伝達できます。

埋め込み深さは柱せいの2倍以上が原則です(JASS 6)。施工では基礎打設前に鉄骨柱を建て込むという独特な手順があるため、柱の垂直精度確認と打設中の変動管理が重要です。

埋込み柱脚は基礎打設前に柱を建て込むという手順が特殊です。他の柱脚形式と工程が逆になるため、施工管理者がこの手順を理解していないと工程ミスにつながるわけです。

3つの柱脚形式はどう違うのか

形式特徴剛性
露出柱脚柱をベースプレートでアンカーボルトに接合。柱脚は基礎上面に露出低(ピン状)
根巻き柱脚柱脚部をRCで根巻き補強。露出柱脚に比べ剛性アップ
埋込み柱脚柱脚部を基礎コンクリートに直接埋め込む。最も剛性が高い高(剛接)

ザックリ言えば、「埋込み柱脚は柱が基礎にしっかり固定される形式で、地震力・風力に最も強い」ということです。

施工手順はどのようになるのか

埋込み柱脚の施工は通常の鉄骨建方と順番が異なります。

管理人からのコメント

埋込み柱脚で最も注意すべきのが「基礎コンクリート打設中の柱のずれ」です。

コンクリートの側圧で仮固定した柱が動くことがあります。打設中も柱の垂直を確認しながら施工することが必要です。

また、柱脚部の埋め込み深さが柱せいの2倍以上確保されているかを型枠建て込み前に確認することも重要です。設計図書と現場寸法の照合を行ってください。

混同しやすい用語の整理

埋込み柱脚 vs 根巻き柱脚

埋込み柱脚は柱脚部を基礎コンクリートに直接埋め込む形式。基礎打設前に柱を建て込む必要がある。根巻き柱脚は露出柱脚の柱脚部をRCで後から根巻き補強する形式。柱建て方→基礎打設→根巻きコンクリート打設の順。施工手順が大きく異なる。

一問一答

Q.

JASS 6が定める埋込み柱脚の埋め込み深さの原則は何か?

柱せいの2倍以上。柱せいとは柱断面の高さ(梁方向寸法)を指す。埋め込み深さが不足すると地震時に柱脚部の応力が基礎に伝わらず、早期に変形・破損するリスクがある。設計図書の指定値を確認する。

Q.

埋込み柱脚の施工で最も特殊な工程はどれか?

基礎コンクリート打設前に鉄骨柱を建て込む工程。通常の鉄骨建方(基礎完成後に建て方)とは逆の順序になる。柱建込み後に基礎型枠を建て込み、コンクリートを打設する。打設中の柱精度管理が施工管理の要。

まとめ

RC・鉄骨の施工管理はRC・鉄骨の施工管理にまとめています。

参考資料

・JASS 6 鉄骨工事(日本建築学会)

・鉄骨工事技術指針・工事現場施工編(日本建築学会)

けんせつる

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けんせつる

建築業界の実務経験をもとに、建築施工管理の用語・施工手順・混同しやすい違いを整理しています。

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