けんせつる
色温度が高い光って、赤っぽいんだっけ、青っぽいんだっけ。
この記事の要点
令和7年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.5は、照明に関する問題です。正解は選択肢3。
令和7年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.5は、照明に関する問題です。
問題文は建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 反射グレアは正反射光等で視対象に光の幕ができ見えにくくなる現象 |
| 2 | ○(正しい) | 配光は光源を中心とした各方向の光度の空間的分布 |
| 3 | ×(誤り) | 色温度が高いほど青みがかった光色。赤みではない |
| 4 | ○(正しい) | 平均照度は設計対象面の面積に反比例する |
選択肢3は、色温度が高いほど赤みがかった光色になると説明している点が誤りです。正しくは青みがかった光色になります。
この問題では、色温度と光色の関係を取り違えていないかが問われています。
カギになるのは、向きです。色温度が高いと青っぽく、低いと赤っぽくなります。日常の感覚とは逆に感じる人が多いところですね。
炎のろうそくのような暖かい色は色温度が低く、昼間の青白い光は色温度が高いんです。
ザックリ言えば、色温度が高い=青白い、低い=赤い(暖かい)ということです。選択肢3はこの向きを逆にしています。
選択肢1は反射グレアについての記述です。
反射グレアは、視対象の面からの正反射光や強い指向性の光で、面に光の幕がかかったように見え、見えにくくなる現象です。
例えば、光沢のある雑誌の表面に照明が映り込んで、文字が読みにくくなる状態ですね。記述のとおりなので、これは適当です。
選択肢2は配光についての記述です。
配光とは、光源を中心に、各方向へどれくらいの光度で光が広がっているかという空間的な分布を表したものです。
例えば、まっすぐ下に強く照らす器具と、広く拡散させる器具では配光が違いますね。記述のとおりなので、これは適当です。
これが誤りを含む選択肢です。「色温度が高くなるほど赤みがかった光色となる」とありますが、向きが逆になっています。
色温度が高くなるほど、光色は青みがかります。逆に色温度が低くなると、赤みがかった暖かい光色になるんです。
例えば、夕焼けの赤い光は色温度が低く、昼の青白い光は色温度が高い側です。記述は不適当ということです。
選択肢4は光束法による平均照度についての記述です。
光束法の計算では、同じ光束を当てるなら、照らす面積が広いほど1平方メートルあたりの明るさは薄まります。
つまり平均照度は設計対象面の面積に反比例します。例えば、同じ照明で広い部屋を照らすと暗くなりますね。記述のとおりなので、これは適当です。
色温度は「空の色」でイメージすると間違えにくくなります。
赤い夕焼けは色温度が低く、青白い昼空は色温度が高いです。
色温度が高い→青白い、低い→赤い(暖かい)とセットで覚えておけば、選択肢3のようなひっかけに引っかからなくなるでしょう。
色温度が高くなると、光色は何色がかってくるか。
青みがかった光色になります。赤みがかるのは色温度が低いときです。
光源を中心に各方向の光度の空間的分布を表したものを何というか。
配光です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢3
色温度と光色の向きが逆になっているのが選択肢3です。色温度が高くなるほど青みがかった光色になるんです。赤みがかるのは色温度が低いときですね。日の出前の青白い空が高い色温度、夕焼けの赤い空が低い色温度、とイメージすると間違えませんよ。