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令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 No.28 を解説、カーテン工事

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令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.28 は、カーテン工事に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、内装の仕上げの一つであるカーテン工事の納まり寸法を横断で問うものです。上端の折返し長さ、遮光カーテンの中央召合せ寸法、カーテンボックスの長さ、そしてレース上端の縁加工が並びます。

引っかけの核心は1点、レースカーテン上端の縁加工はカーテン心地(芯地)を入れて袋縫いするかどうかです。「入れないで袋縫い」とした記述が誤りになります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢4(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 上端の折返し長さはフックの長さにより定める
2 ○(正しい) 引分け式遮光用カーテンの中央召合せは300mmとする
3 ○(正しい) レースのカーテンボックスは窓幅より片側各々150mm長くする
4 ×(誤り) レース上端の縁加工はカーテン心地を入れて袋縫いとする。入れないとした点が誤り

選択肢4は縁加工を「心地を入れないで袋縫い」としており、心地を入れて袋縫いするのが正しいので誤りです。

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選択肢4のポイント(ここが誤り)

カーテンの上端は、フックを取り付けて吊り、ひだの形を保つために補強が必要な部分です。

レースカーテンの上端の縁加工では、芯となるカーテン心地(芯地)を布の折返しの中に入れ、その上から袋状に縫う袋縫いとします。これで上端に張りが出て、ひだが安定し、フックも確実に効くわけです。

心地を入れずに袋縫いすると、上端がよれてひだの形が崩れ、吊り下げた姿が乱れます。選択肢4はこの心地を入れないで袋縫いとした点が誤りなんです。正しくは心地を入れて袋縫いします。

ほかの3つの寸法、上端の折返し長さをフックの長さで定めること、引分け式遮光カーテンの中央召合せを300mmとること、レースのカーテンボックスを窓幅より片側各150mm長くとることは、いずれも標準的な納まりとして正しい記述です。

覚え方

  • レース上端=カーテン心地を入れて袋縫い(入れないは誤り)
  • 遮光カーテンの中央召合せ=300mm
  • カーテンボックスは窓幅より片側各150mm長く
  • 上端の折返し長さはフックの長さで決まる

理解度チェック

Q.

レースカーテン上端の縁加工で、カーテン心地は入れるか入れないか。

心地を入れて袋縫いします。入れないと上端の張りが失われ、ひだの形やフックの効きが安定しないためです。

Q.

引分け式の遮光用カーテンで、中央召合せはどのくらいとるか。

300mmとします。光漏れを防ぐため、左右のカーテンを中央で十分に重ねるためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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