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令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 No.26 を解説、鋼製建具

令和3年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.26 は、鋼製建具に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 枠の取付け精度
  2. くつずりの溶接
  3. 両面フラッシュ戸の見込み部
  4. くつずりのモルタル詰め

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢3(これが最も不適当な記述)

外部に面する両面フラッシュ戸の見込み部は、四方(上下左右すべて)を表面板で包むんです。左右だけでは上下の小口から雨水が入ります。

選択肢3は上下を除いた左右2方のみ表面板で包むとしていますが、外部用は四方を包むため誤りです。正しくは四方を表面板で包むわけです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 建具枠の対角寸法差は3mm以内とする
2 ○(正しい) ステンレス製くつずりは両端を縦枠裏面で溶接する
3 ×(誤り) 外部の両面フラッシュ戸の見込み部は左右だけでなく四方を表面板で包む
4 ○(正しい) くつずりは裏面に鉄線を付けモルタル詰め後に取り付ける

選択肢3のポイント(ここが誤り)

フラッシュ戸は、骨組に表面板を張った中空の戸です。

外部に面する戸は雨水の浸入を防ぐため、戸の見込み(厚み)部分を上下左右すべて表面板で包んで密閉します。上下を開けると小口から水や湿気が入ります。

ザックリ言えば、外部用フラッシュ戸の見込み部は「四方包み」が正しく、左右2方だけは誤りだ、ということです。

覚え方

  • 外部フラッシュ戸の見込み部=四方を表面板で包む
  • 枠の対角寸法差=3mm以内
  • くつずりは縦枠裏面で溶接

一問一答

Q.

外部の両面フラッシュ戸の見込み部は何方を表面板で包むか。

四方(上下左右すべて)を包みます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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