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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.80 を解説、屋根及び床のALC工事

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.80 は、屋根及び床のALC工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 床用パネルのはねだし(持ち出し)長さ
  2. パネルの敷き並べ方向と支点
  3. パネルどうしの目地・取付け
  4. パネルの欠き込みや孔あけの制限

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

床や屋根のパネルは、端を持ち出しすぎると先が垂れ下がるんです。ここは「どれくらい出してよいか」を取り違えやすいですね。

選択肢1は床用パネルのはねだし長さを過大に取っていますが違います。正しくははねだしを過大にしないで、規定の範囲内とするんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 床用パネルのはねだしは過大にせず、規定の範囲内とする
2 ◯(正しい) パネルは長さ方向を支点間に渡して敷き並べる
3 ◯(正しい) パネルどうしの目地は所定の幅で処理する
4 ◯(正しい) 過大な欠き込みや孔あけは避ける

選択肢1のポイント(ここが誤り)

屋根や床のALCパネルは、両端を支点(梁など)に渡して使うのが基本です。

そのとき支点から先へ突き出す部分をはねだし(持ち出し)と呼びます。ここを長く取りすぎると、先端が荷重で垂れたり割れたりします。

例えば床の端で大きくはねだすと、人が乗ったときに先がたわんで危なくなります。

選択肢1ははねだし長さを過大に取る記述になっていますが、はねだしは過大にせず規定の範囲内に収めるのが正しいです。記述の倍率が不適です。

ザックリ言えば、床用パネルのはねだしは出しすぎず規定内、ということです。

覚え方

  • 床用パネルのはねだしは過大にせず規定の範囲内
  • 出しすぎると先端がたわむ・割れる
  • パネルは長さ方向を支点間に渡す

一問一答

Q.

床用ALCパネルのはねだし(持ち出し)長さは、どのように扱うか。

過大にせず、規定の範囲内に収めます。はねだしが長すぎると先端がたわんだり割れたりするためです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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