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平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.86 を解説、天井のアルミモールディング取付け

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.86 は、天井に用いるアルミモールディングの取付けに関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 軽量鉄骨天井下地の野縁間隔
  2. モールディングの取付け下地の作り方
  3. 留付け間隔やビスの使い方
  4. 仕上げ面の精度と通り

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)

下地の間隔は広いほうがラク、と現場では言いがちですが一番危ない考え方なんです。

選択肢1は屋内天井の野縁間隔を450mmとしていますが違います。屋内天井の野縁間隔は約360mm程度とするんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 屋内天井の野縁間隔は約360mm程度とする
2 ◯(正しい) 取付け下地は軽量鉄骨天井下地とする
3 ◯(正しい) 留付けは所定の間隔でビス止めする
4 ◯(正しい) 仕上げ面は通りよく、目違いのないよう納める

選択肢1のポイント(ここが誤り)

選択肢1は、屋内天井のアルミモールディングの取付け下地を軽量鉄骨天井下地とし、野縁の間隔を450mmとした、としています。

ところが、屋内天井の野縁間隔は約360mm程度とするのが正しいんです。

なぜかというと、野縁の間隔が広すぎると、間の天井面がたわみやすく、仕上げ面の通りや精度が確保できないからです。

例えば、450mmまで広げると、ボードやモールディングを留め付ける支点が足りず、波打ちや目違いが出やすくなります。ここは混乱しやすいところですね。

下地は手間がかかっても所定の間隔で組むことで、平滑できれいな天井面になります。

ザックリ言えば、屋内天井の野縁はおよそ360mm間隔で組む、ということです。

覚え方

  • 屋内天井の野縁間隔=約360mm程度
  • 450mmは広すぎてたわみや目違いの原因
  • 下地の間隔が仕上げ面の精度を決める

一問一答

Q.

屋内天井の軽量鉄骨天井下地で、野縁の間隔はどの程度とするか。

約360mm程度とします。間隔が広いと天井面がたわむため、450mmとするのは広すぎて誤りです。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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