平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.57 は、セルフレベリング材塗りに関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ◯(正しい) | 下地コンクリート打込み後1か月以上経過後に行う |
| 2 | ×(誤り) | 流し込みは吸水調整材が乾燥してから行う |
| 3 | ◯(正しい) | 塗厚10mmの流し込みは1回で行う |
| 4 | ◯(正しい) | 打継ぎ部の突起は硬化後にサンダーで削り取る |
選択肢2は、セルフレベリング材の流し込みを、吸水調整材塗布後に直ちに行った、としています。
ところが、これは早すぎるんです。吸水調整材は、下地が材料の水分を急に吸い込んでしまうのを抑えるために塗ります。
この材は、乾燥してはじめて膜ができ、その役目を果たすんです。
なぜかというと、乾く前に流し込むと、ぬれた面にレベリング材がのることになり、付着不良やピンホールの原因になるからです。
例えば、のりを塗ってすぐ紙を貼ってもよく付かないのと同じで、乾いて膜になるのを待つ必要があるわけです。
ザックリ言えば、吸水調整材は乾いて膜になってから流し込む、ということです。
セルフレベリング材の流し込みは、吸水調整材塗布後いつ行うか。
吸水調整材が乾燥してから行います。乾く前に流すと付着不良の原因になるため、直ちに行うという記述は誤りです。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
吸水調整材を塗ったら、その役目が完成するまで待つ、という流れを押さえると間違えません。
吸水調整材は乾燥してから流し込むのが正解で、選択肢2の直ちに行うは誤りなんです。吸水調整材は乾いてから流し込むと覚えておきましょうね。