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平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.1 を解説、照明

平成27年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.1 は、照明に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 照度や光束など照明用語の意味
  2. 輝度とは何を表す量なのか
  3. 輝度の単位は何か
  4. 採光や昼光率の考え方

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

照明の用語は名前が似ていて、説明の文を入れ替えられると混乱しやすいところですね。

選択肢2は輝度の説明が光束の定義になっているんです。輝度は単位面積あたりの明るさで単位はcd/m²だと押さえておきましょう。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 照度は面に入る光の量で単位はlx(ルクス)
2 ×(誤り) 輝度の説明が光束の定義になっている。輝度はcd/m²
3 ◯(正しい) 昼光率は屋外の明るさに対する室内の明るさの割合
4 ◯(正しい) 全般照明と局部照明を併用するのが効果的

選択肢2のポイント(ここが誤り)

選択肢2は、輝度を「視感度に基づいて測定された単位時間あたりの光のエネルギー量で、単位はlm(ルーメン)」と説明しています。

ところが、これは輝度ではなく光束の説明なんです。光束は光源から出る光の量を表し、単位はlm(ルーメン)です。

では、輝度とは何かというと、ある面が光って見える明るさのことです。光源や反射面を見たときの「まぶしさ」の度合いと考えるとイメージしやすいでしょう。

輝度は単位面積あたりの明るさを表し、単位はcd/m²(カンデラ毎平方メートル)になります。

つまり選択肢2は、輝度の名前なのに中身が光束になっている、という入れ替えがされています。

ザックリ言えば、輝度は面のまぶしさでcd/m²、lmは光束のほう、ということです。

覚え方

  • 輝度=面のまぶしさ、単位はcd/m²
  • 光束=光源から出る光の量、単位はlm(ルーメン)
  • 照度=面に届く光、単位はlx(ルクス)

一問一答

Q.

輝度を表す単位は何か。

cd/m²です。輝度は面の単位面積あたりの明るさ(まぶしさ)を表します。lm(ルーメン)は光束の単位なので取り違えに注意です。

平成27年 2級建築施工管理技士 学科試験 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成27年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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