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けんせつる
水切りプレートって何のために付けるの?どの素材を使えばいいの?シーリングとどう組み合わせるの?
この記事の要点
水切りプレートとは、外壁・屋根の端部や開口部まわりに取り付ける金属製プレートで、雨水を外壁面・下地から遠ざけて排水する部材のことです。一般的にL字型・コの字型などの形状で、材質はSS400(一般鋼)・SUS304(ステンレス)・アルミなどを使用します。
施工管理では設計図書での材質・形状確認・シーリングとの取り合い確認・異種金属腐食の防止確認が主なポイントです。
水切りプレートは小さな部材ですが、ここの納まりが悪いと雨水が浸入して内部を腐食させます。雨仕舞いの要として施工管理者が確認すべきポイントです。
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水切りプレートが設置される主な箇所を整理します。
| 設置箇所 | 役割 |
|---|---|
| 外壁最下部(基礎との取り合い) | 外壁面を伝い降りた雨水を基礎・土台から遠ざける |
| 窓・サッシ下部 | 開口部下端で雨水が外壁内に回り込むのを防ぐ |
| 鉄骨梁・庇の先端部 | 鉄骨梁下フランジや庇先端から雨水を適切に落とす |
| 屋根端部(軒先・パラペット) | 屋根面からの雨水を外壁に直接当てないよう排水する |
言い換えると、「雨水が内部に入ってほしくない箇所の端部に付けるガイドレール」です。
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混同しやすい用語の整理
水切りプレートは主に外壁・開口部の端部に取り付ける雨水誘導のための金属板。笠木はパラペット・手すり壁の最上部を覆う帽子状の金属カバー。設置場所と形状が異なるが、どちらも雨仕舞いのための部材。
アルミ製水切りプレートと鋼製下地が直接接触する場合に生じる腐食の名称は何か?
異種金属腐食(電食)。異なる金属が接触し水分が介在すると電池反応が起き、電位の低い金属(一般的にアルミ)が腐食する。設計図書に絶縁処理の指定がある場合は絶縁テープやパッキンで接触を防ぐ。
水切りプレートの施工後に最初に確認すべき事項は何か?
シーリングとの取り合い確認。水切りプレートを取り付けても、プレートと外壁材・サッシ枠との隙間にシーリングが連続して施工されていないと雨水浸入の原因になる。仕上げ材で隠れる前に確認して施工写真を記録する。
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参考資料
・公共建築工事標準仕様書(建築工事編)(国土交通省大臣官房官庁営繕部)
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※ この記事の法令確認日:2026年5月
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管理人からのコメント
水切りプレートの施工不良で最もよくあるのが「シーリングの打ち忘れ」か「シーリングの充填不足」です。水切りプレートを設置しても、プレートと外壁材の隙間にシーリングがなければ雨水がそこから浸入します。
取付け後・仕上げ前の段階でシーリングの連続性を確認することが重要です。