本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
けんせつる
金属工事って何?どんな場面で使うの?
この記事の要点
金属工事とは、アルミサッシ・スチールサッシの取り付けや、金属笠木・手すり・金属パネルなどを施工する工事のことです。窓・扉の枠まわりは外壁防水との取り合いが最も重要な管理ポイントになります。
施工管理ではアンカーの固定状態・サッシの垂直・水平の精度・シーリングとの取り合いを確認します。
サッシ(窓枠)は建物の外皮を構成する重要な部材で、雨水の浸入を防ぐ防水性能が求められます。
取り付け精度が悪いと、建具の開閉不良や雨漏りの原因になります。
これから受験する人は受験ガイド、教材選びはおすすめ参考書・過去問もどうぞ。
テキスト本命わかって合格(うか)る 1級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト
価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級・2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。
| 種類 | 材料 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| アルミサッシ | アルミニウム合金 | 軽量・錆びない・加工しやすい。熱伝導率が高いため断熱性に劣る(断熱サッシは樹脂との複合) | 一般建築(住宅・オフィス・商業施設)に最も広く使われる |
| スチールサッシ | 鋼(スチール) | 強度が高く火災に強い(溶融温度が高い)。重く錆びやすいため防錆処理が必要 | 防火設備・防煙垂れ壁・シャッターまわりなど防火性能が必要な部位 |
言い換えると、「一般的な窓はアルミサッシ、防火区画まわりや特殊な防火要求がある部位はスチールサッシ」という使い分けです。
なお、金属は材質だけでなく表面の仕上げ方も設計図書で指定されます。ステンレスのヘアライン・鏡面、アルミの陽極酸化皮膜などの区別は、金属材料の表面仕上げにまとめました。
サッシの取り付けは大きく「後付け工法」と「先付け工法」に分かれます。
| 工法 | 手順 | 特徴 |
|---|---|---|
| 後付け工法(一般的) | 躯体(開口部)が完成した後にサッシを取り付ける | 工程が明確で管理しやすい。RC造・鉄骨造の一般建築に多い |
| 先付け工法 | 型枠組み立て時にサッシを先に設置し、コンクリートを打設する | 防水性が高まる。コンクリート打設時にサッシが動かないよう固定が重要 |
後付け工法では、躯体の開口部にアンカーを打って枠を固定します。この固定強度と精度が施工管理の核心になります。
独学で二次検定(施工経験記述)の書き方に不安があるなら、添削が受けられる独学サポート事務局の通信講座
で早めにたたき台を用意しておくと安心です。
サッシまわりは雨水浸入のリスクが高い箇所です。以下を確認します。
スチールサッシは錆びやすいため、施工管理では防錆処理を確認します。
異種金属接触腐食(電食)とは、異なる金属が水分を介して接触したときに、電池のような作用で一方(イオン化しやすい卑な金属)が腐食する現象です。アルミと鋼、めっき鋼板と異種金属などの組合せで、雨がかりや結露のある部位に起こりやすく、金属工事・建具・金属屋根・といで共通して注意します。
「異種金属を接触させない・同種で揃える・樹脂で絶縁する」が電食防止の基本です。前項のアルミとモルタルの絶縁も、考え方は同じ接触腐食の防止です。
屋上パラペット天端に設ける金属笠木や外部手すりも金属工事の範囲に含まれます。
特に笠木は防水上の弱点になりやすいため、以下を確認します。
混同しやすい用語の整理
サッシはアルミ・スチール等の金属でできた枠(フレーム)のことで、金属工事の範囲です。建具はサッシ枠に入るガラス・パネル・扉などを含む広い概念で、建具工事の範囲になります。
施工管理では「サッシ(枠)の取り付け精度」と「建具(建具本体)の取り付け・調整」を別工程として確認します。
RC造で後付け工法は躯体完成後にサッシを取り付ける。先付け工法は型枠組み立て時にサッシを先に設置してコンクリートを打設する。
先付けは防水性に優れるがコンクリート打設時の養生・固定が重要です。
アルミサッシとスチールサッシの主な使い分けは?
一般的な窓・扉にはアルミサッシが使われる。防火性能が必要な部位(防火区画の開口部・防火設備)にはスチールサッシが使われる。
スチールは強度・耐火性が高いが重く錆びやすい。
サッシ取り付け後に防水上で確認すべき主なポイントは?
サッシ枠と躯体の隙間へのシーリング充填状態・水切りの設置・防水テープや防水紙との取り合いの3点。特にシーリングの充填不足は雨漏りの直接的な原因になる。
> 建具工事の種類と施工管理のポイントを確認する
> シーリング工事の施工管理ポイントを確認する
仕上げ・内装工事の施工管理は仕上げ・内装にまとめています。
過去問本命1級建築施工管理 第一次検定 問題解説集
独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る
/内容と料金の解説
独学の教材は1級のおすすめ参考書・過去問に、試験のしくみ・勉強法は受験ガイドにまとめています。
参考法令・規格
※ この記事の法令確認日:2026年5月
資格を取ったら、次はキャリアと年収
施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。
登録・相談は無料
受験ガイド・人気記事
管理人からのコメント
サッシ取り付け後のシーリング充填は後から確認しにくい箇所なので、充填時に全周の写真記録を残すことが基本ですね。スチールサッシは現場溶接・加工後の補修塗装を忘れると急速に発錆するため、加工した日のうちに補修塗装まで完了させましょう。
アルミサッシとモルタルの接触面には必ず絶縁材を挟む。これを忘れると竣工後の腐食につながります。