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金属工事とは?アルミサッシ・スチールサッシの取り付けと施工管理ポイント

けんせつる

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金属工事って何?どんな場面で使うの?

この記事の要点

建築工事における金属工事の主な内容はアルミサッシ・スチールサッシの取り付け・金属笠木・手すり・金属パネルなどです。窓・扉の枠まわりは外壁防水との取り合いが最も重要な管理ポイントになります。

施工管理ではアンカーの固定状態・サッシの垂直・水平の精度・シーリングとの取り合いを確認します。

サッシ(窓枠)は建物の外皮を構成する重要な部材で、雨水の浸入を防ぐ防水性能が求められます。

取り付け精度が悪いと、建具の開閉不良や雨漏りの原因になります。

アルミサッシとスチールサッシはどう違うか

種類材料特徴主な用途
アルミサッシアルミニウム合金軽量・錆びない・加工しやすい。熱伝導率が高いため断熱性に劣る(断熱サッシは樹脂との複合)一般建築(住宅・オフィス・商業施設)に最も広く使われる
スチールサッシ鋼(スチール)強度が高く火災に強い(溶融温度が高い)。重く錆びやすいため防錆処理が必要防火設備・防煙垂れ壁・シャッターまわりなど防火性能が必要な部位

ザックリ言えば、「一般的な窓はアルミサッシ、防火区画まわりや特殊な防火要求がある部位はスチールサッシ」という使い分けです。

サッシの取り付け方法はどうなっているか

サッシの取り付けは大きく「後付け工法」と「先付け工法」に分かれます。

工法手順特徴
後付け工法(一般的)躯体(開口部)が完成した後にサッシを取り付ける工程が明確で管理しやすい。RC造・鉄骨造の一般建築に多い
先付け工法型枠組み立て時にサッシを先に設置し、コンクリートを打設する防水性が高まる。コンクリート打設時にサッシが動かないよう固定が重要

後付け工法では、躯体の開口部にアンカーを打って枠を固定します。この固定強度と精度が施工管理の核心になります。

施工管理でどう確認するのか

取り付け精度の確認

防水との取り合いの確認

サッシまわりは雨水浸入のリスクが高い箇所です。以下を確認します。

スチールサッシの錆び対策確認

スチールサッシは錆びやすいため、施工管理では防錆処理を確認します。

金属笠木・手すりはどう管理するのか

屋上パラペット天端に設ける金属笠木や外部手すりも金属工事の範囲に含まれます。

特に笠木は防水上の弱点になりやすいため、以下を確認します。

管理人からのコメント

サッシ取り付け後のシーリング充填は後から確認しにくい箇所なので、充填時に全周の写真記録を残すことが基本ですね。スチールサッシは現場溶接・加工後の補修塗装を忘れると急速に発錆するため、加工した日のうちに補修塗装まで完了させましょう。

アルミサッシとモルタルの接触面には必ず絶縁材を挟む。これを忘れると竣工後の腐食につながります。

混同しやすい用語の整理

サッシ vs 建具

サッシはアルミ・スチール等の金属でできた枠(フレーム)のことで、金属工事の範囲です。建具はサッシ枠に入るガラス・パネル・扉などを含む広い概念で、建具工事の範囲になります。

施工管理では「サッシ(枠)の取り付け精度」と「建具(建具本体)の取り付け・調整」を別工程として確認します。

後付け工法 vs 先付け工法

RC造で後付け工法は躯体完成後にサッシを取り付ける。先付け工法は型枠組み立て時にサッシを先に設置してコンクリートを打設する。

先付けは防水性に優れるがコンクリート打設時の養生・固定が重要です。

一問一答

Q.

アルミサッシとスチールサッシの主な使い分けは?

一般的な窓・扉にはアルミサッシが使われる。防火性能が必要な部位(防火区画の開口部・防火設備)にはスチールサッシが使われる。

スチールは強度・耐火性が高いが重く錆びやすい。

Q.

サッシ取り付け後に防水上で確認すべき主なポイントは?

サッシ枠と躯体の隙間へのシーリング充填状態・水切りの設置・防水テープや防水紙との取り合いの3点。特にシーリングの充填不足は雨漏りの直接的な原因になる。

まとめ

建具工事の種類と施工管理のポイントを確認する

シーリング工事の施工管理ポイントを確認する

仕上げ・内装工事の施工管理は仕上げ・内装にまとめています。

参考法令・規格

  • JASS 6(金属工事)-日本建築学会
  • 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)第16章 金属工事
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建築業界の実務経験をもとに、建築施工管理の用語・施工手順・混同しやすい違いを整理しています。

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