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令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 No.23 を解説、花崗岩の表面仕上げ

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令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.23 は、花崗岩の表面仕上げに関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、石材(花崗岩)の表面仕上げの種類と、その作り方を結びつけられるかを問うものです。びしゃん、小たたき、ジェットバーナー、ブラストの4つが並びます。

なかでも引っかけの核心は1点、ジェットバーナー仕上げは「炎で加熱」する方法で、超高圧水で削る方法ではないことです。名前の似た別工法(ウォータージェット)と取り違えないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) びしゃんは格子状突起のハンマーでたたいた仕上げ
2 ○(正しい) 小たたきはびしゃん後にくさび状ハンマーで平行線状にする
3 ×(誤り) ジェットバーナーは炎で加熱して粗面にする。超高圧水は誤り
4 ○(正しい) ブラストは鋼鉄粒子を吹き付けて粗面にする

選択肢3は、ジェットバーナー仕上げを超高圧水で切削する方法と説明した点が誤りで、実際は炎の熱で表面を弾き飛ばす方法です。

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選択肢3のポイント(ここが誤り)

ジェットバーナー仕上げは、石材の表面をバーナーの高温の炎であぶる仕上げです。「バーナー」という名前のとおり、使うのは火(熱)なんです。

花崗岩は熱を加えると、含まれる鉱物の膨張の仕方が成分ごとに違うため、表面の粒がパチパチと弾けて剥がれます。これによって滑りにくいざらついた粗面ができます。

一方、超高圧の水を吹き付けて表面を削り粗面にするのは、ウォータージェット仕上げという別の工法です。問題文はジェットバーナー仕上げの説明にこの超高圧水の方法を当てており、火を使う仕上げと水を使う仕上げを取り違えています。

名前が「ジェット」で似ているための引っかけで、ここが最も不適当な記述なんです。

覚え方

  • ジェットバーナー=炎の熱で粒を弾かせて粗面(火を使う)
  • 超高圧水で削るのはウォータージェット仕上げ(水を使う)
  • びしゃん=格子状突起のハンマー、小たたき=その後にくさび状ハンマーで平行線状

理解度チェック

Q.

花崗岩のジェットバーナー仕上げは、何を用いて粗面にするか。

バーナーの高温の炎です。熱で表面の鉱物を弾き飛ばして滑りにくい粗面にします。超高圧水で削るウォータージェット仕上げとは別物です。

Q.

小たたき仕上げは、どの仕上げを行ったあとに加える仕上げか。

びしゃん仕上げのあとです。びしゃんでたたいた面を、さらにくさび状のハンマーで平行線状にたたいて仕上げます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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