ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 2級建築施工管理技士
  4. 令和4年
  5. > No.13 シーリング材

令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 No.13 を解説、シーリング材の特徴

本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.13 は、シーリング材の特徴に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

過去問本命2級建築施工管理技士 第一次検定 問題解説集

第一次検定の頻出を分野別に演習できる問題解説集。過去問を1問ずつ潰すなら、解説の詳しい1冊が近道です。

価格・在庫は各販売ページでご確認ください。1級2級の参考書・過去問の比較もどうぞ。

この問題のポイント

この問題は、シーリング材の成分系ごとの性質(ポリウレタン系の黄変・ポリサルファイド系の塗料変色・シリコーン系の塗装適性・アクリル系の耐水性)を区別できるかを問うものです。引っかけの核心は1点、シリコーン系は塗料の付着性がよいのではなく悪いという点にあります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ポリウレタン系は紫外線に弱く、変色・黄変しやすいのは正しい
2 ○(正しい) ポリサルファイド系は上に塗った塗料を変色・軟化させることがあるのは正しい
3 ×(誤り) シリコーン系は塗料の付着性が悪い「付着性がよい」は誤り
4 ○(正しい) アクリル系は硬化前に水に弱く、雨で流されやすいのは正しい

選択肢3は、シリコーン系の塗料付着性をよいとした点が誤りで、実際は付着性が悪く塗装には向きません。

二次検定の記述が独学だと不安という人は、添削のある独学サポート事務局の通信講座を早めに押さえておくと回り道を減らせます。

選択肢3のポイント(ここが誤り)

シリコーン系シーリング材は、耐候性・耐熱性・耐久性に優れ、ガラス回りなどに広く使われます。

ところが硬化後の表面には撥水性があり、上から塗料を塗ってものりにくく、はじいたり剝がれたりします。さらに、未硬化成分がにじみ出て周囲を汚すブリードという現象も起きやすく、塗装との相性は良くないわけです。

そのため、上に塗装を行う部位にはシリコーン系を使わず、塗装する場合は変成シリコーン系やポリウレタン系を選びます。選択肢3は塗料の付着性がよいとしており、ここが実際と逆で誤りなんです。

逆にガラスまわりやサニタリーなど、塗装せず耐候性・防カビ性を優先する部位ではシリコーン系が適します。用途で使い分けるということですね。

覚え方

  • シリコーン系は耐候性○だが塗料の付着性が悪い(塗装部位に不向き)
  • 塗装する目地には変成シリコーン系やポリウレタン系
  • ポリウレタン系=紫外線で黄変/アクリル系=硬化前は水に弱い

理解度チェック

Q.

シリコーン系シーリング材の上から塗装はしやすいか。

しにくいです。表面の撥水性やブリードのため塗料の付着性が悪く、塗装する部位には向きません。

Q.

目地の上から塗装を行う部位には、どの系統のシーリング材が向くか。

変成シリコーン系やポリウレタン系が向きます。塗料の付着性が良いためです。シリコーン系は付着性が悪く塗装部位には不向きです。

令和4年 2級建築施工管理技士 過去問解説 一覧へ

2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

テキスト本命2級建築施工管理技士 第一次検定 基本テキスト

過去問で間違えた分野は、基本テキストで補強すると定着します。1級は1級のおすすめ参考書から。

独学がきつい・第二次の経験記述に不安があるなら、添削まで付く通信講座も選択肢です。経験記述の添削・独学サポート事務局を見る内容と料金の解説

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」

資格を取ったら、次はキャリアと年収

施工管理は人手不足で売り手市場です。今の待遇に不満があるなら、建設業界に強い転職エージェントに相談だけでもしておくと、自分の市場価値と選択肢が見えます。

建設業界専門の転職エージェント【RSG建設転職】▶

登録・相談は無料

独学で合格をめざすなら

使うテキスト・過去問で迷ったら、定番をまとめたこちらもどうぞ。

けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

▼令和4年 2級建築施工管理技士▼

▼他の年度▼

▼他の試験▼

▼カテゴリ一覧▼

経験記述の添削・通信講座

独学がきつい、第二次の経験記述が不安。そんな人は添削まで付く通信講座も選択肢です。

独学サポート事務局を見る ▶

内容・料金は公式で確認

けんせつる

けんせつる

施工管理の用語・過去問・受験ガイドを、初心者向けにやさしく案内します。

Topへ >>