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令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 No.2 を解説、採光及び照明

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令和4年度(前期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.2 は、採光及び照明に関する問題です。この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

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この問題のポイント

この問題は、採光・照明の基本用語(輝度・昼光率・色温度・均斉度)を横断で問うものです。引っかけの核心は1点、色温度は低いほど赤っぽく、高いほど青っぽいという向きです。暖かい光ほど高温というイメージと逆になるので、ここを取り違えていないかが分かれ目になります。

※ 問題文そのものは、建設業振興基金が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢3(最も不適当な記述)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 輝度は光度を見かけの面積で割った値
2 ○(正しい) 昼光率は全天空照度に対する室内のある点の照度の割合
3 ×(誤り) 色温度が低い→赤み、高い→青み逆に述べており誤り
4 ○(正しい) 均斉度が高いほど照度分布は均一になる

選択肢3は、色温度が低いほど青み、高いほど赤みと述べた点が誤りで、向きが逆です。正しくは低いほど赤み、高いほど青みになります。

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選択肢3のポイント(ここが誤り)

色温度は、光源の光の色味を絶対温度のK(ケルビン)で表したものです。理想的な黒体を熱したときに、その温度で放つ光の色に対応させて決めます。

温度が低い段階では赤っぽく、温度を上げていくと黄、白を経て青白い光へと変わります。だから色温度が低い光ほど赤っぽく、高い光ほど青っぽくなるわけです。ろうそくの炎は約1900Kで赤っぽく、昼間の青空は1万K前後で青っぽい、というのが具体的なイメージです。

ここは混乱しやすいところですね。赤い光は「暖色」、青い光は「寒色」と呼ぶので、温度が高い=赤と直感しがちですが、物理の色温度はその逆です。

選択肢3は「低いほど青み、高いほど赤み」としており、関係が完全に逆なので、ここが最も不適当な記述なんです。

覚え方

  • 色温度が低い→赤み、高い→青み(暖色・寒色のイメージと逆)
  • ろうそくの炎は約1900Kで赤っぽい
  • 昼光率=全天空照度に対する室内のある点の照度の割合
  • 均斉度が高い=照度分布が均一

理解度チェック

Q.

色温度が高い光はどんな色味に見えるか。

青みがかった光に見えます。色温度が低いほど赤み、高いほど青みになり、暖色・寒色の呼び方とは逆の関係です。

Q.

昼光率とは何を表す値か。

屋外の全天空照度に対する、室内のある点の照度の割合です。天候で屋外照度が変わっても比率はほぼ一定なので、採光の良し悪しを表す指標になります。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和4年度(前期)2級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」

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けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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