令和4年度(後期)2級建築施工管理技士 第一次検定 No.1 は、冬季暖房時の結露に関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 表面温度を露点温度以下に下げないことが表面結露の防止になる |
| 2 | ×(誤り) | 熱伝導率の高い材料ではなく、低い断熱材を用いる |
| 3 | ○(正しい) | 表面近くの空気を流動させると結露しにくくなる |
| 4 | ○(正しい) | 入隅の隅角部は熱が逃げやすく表面結露が生じやすい |
選択肢2は熱伝導率の高い材料を用いるとした点が誤りで、正しくは熱を逃がさない断熱材を用います。
表面結露は、室内側の表面温度が露点温度を下回ると発生します。だから表面温度を高く保つことが防止のカギなんです。
熱伝導率が高い材料は熱をよく伝えるので、室内の熱がどんどん外へ逃げ、表面温度が下がってしまいます。これでは結露しやすくなります。
ザックリ言えば、結露を防ぐには熱を逃がしにくい断熱材を使うのが正解で、問題文は向きが逆なので誤りということです。
表面結露を防ぐために用いるのは、熱伝導率が高い材料か低い材料か。
熱伝導率の低い断熱材です。熱を逃がさず表面温度を保てます。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)
表面結露を防ぐには、室内側の表面温度を下げないことが基本なんです。そのためには壁や屋根の断熱性を高める必要があります。
選択肢2は熱伝導率の高い材料を用いるとしていますが、熱が逃げやすくなって表面温度が下がるため誤りで、正しくは熱伝導率の低い断熱材を用いるわけです。