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平成30年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.32 を解説、カーテン工事

平成30年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.32 は、カーテン工事に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. カーテンボックスの窓幅に対する寸法
  2. ダブル付けカーテンボックスの奥行き寸法
  3. 中空吊りカーテンレールの吊り位置
  4. ランナーの数

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

カーテンレールが2本付くダブル付けは、レースと厚地の2枚を吊るので、シングルより奥行きが必要なんです。ここを混同しやすいですね。

選択肢2はダブル付けのカーテンボックスの奥行きを100mmとしたとしていますが、これでは2本のレールが納まりません。正しくは奥行き150mm程度を確保するんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) カーテンボックスは窓幅に対し片側各々150mm長くした
2 ×(誤り) ダブル付けのカーテンボックスの奥行きは100mmでは不足、150mm程度必要
3 ◯(正しい) 中空吊りレールの吊り位置は1m程度・曲り箇所・継目部分にも設ける
4 ◯(正しい) ランナーの数は1m当たり所定の個数とした

選択肢2のポイント(ここが誤り)

ダブル付けとは、レースカーテンと厚地カーテンの2枚を吊るために、カーテンレールを前後2本並べて取り付けることをいいます。

レールが2本並ぶと、その分だけ前後方向に幅をとります。さらにカーテンを開いたときのたまり(ヒダの厚み)も納める必要があるんです。

そのためダブル付けのカーテンボックスは、奥行き150mm程度を確保します。100mmでは2本のレールとヒダが納まりきらず、不適当なわけです。

例えば、レース1本だけのシングル付けなら100mm前後で足りますが、厚地を足して2本にするなら150mmは欲しい、という感覚ですね。

ザックリ言えば、ダブルは2本ぶんで150mm程度いる、ということです。

覚え方

  • ダブル付けカーテンボックスの奥行き=150mm程度
  • カーテンボックスは窓幅より片側各々150mm長く
  • 中空吊りレールは曲り・継目にも吊り位置を設ける

一問一答

Q.

カーテンレールがダブル付けになるカーテンボックスの奥行き寸法は、どのくらい必要か。

150mm程度です。レールが前後2本並ぶうえカーテンのヒダのたまりも納めるため、シングル付けより奥行きを大きくとります。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成30年度(後期)2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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