平成29年度(後期)2級建築施工管理技士 学科試験 No.56 は、仕上塗材仕上げに関する問題です。
この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。
※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 仕上塗材は工場調合品を用い現場で顔料等を加えない |
| 2 | ◯(正しい) | 下地に応じた下塗材を所定どおり塗布する |
| 3 | ◯(正しい) | 吹付けは所定の模様や塗付け量を確保して行う |
| 4 | ◯(正しい) | 低温時など施工に適さない条件では作業を行わない |
仕上塗材は、外壁などに模様をつけて仕上げる塗り材です。色や性能が一定になるように、メーカーの工場であらかじめ調合されています。
この工場調合品は、現場ではそのまま使うのが原則です。希釈が必要なときは指定の量だけ加えますが、顔料や添加剤を勝手に足してはいけません。
なぜかというと、現場で顔料を加えると色むらが出たり、添加剤で本来の性能が崩れたりするからです。品質保証ができなくなります。
例えば隣り合う面で色つやがそろわず、後から色違いが目立つことになります。これは現場でやってはいけない一番危ない調整です。
選択肢1はこの現場調整を行ったとしている点が誤りです。
ザックリ言えば、仕上塗材は工場で味付け済み、現場で足さない、ということです。
仕上塗材の色つやを、現場で顔料や添加剤を加えて調整してよいか。
いけません。仕上塗材は工場調合品をそのまま使うのが原則です。現場で加えると色むらや性能低下の原因になります。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月
正解:選択肢1(これが最も不適当な記述)
仕上塗材を現場で調合し直すと色や性能が安定しないんです。だから工場で品質を決めておくわけです。
選択肢1は現場で顔料や添加剤を加えて色つやを調整したとしていますが、仕上塗材は工場調合品をそのまま使うのが原則なんです。