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平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.56 を解説、仕上塗材仕上げ

平成28年度 2級建築施工管理技士 学科試験 No.56 は、仕上塗材仕上げに関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、最も不適当なものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 見本塗板の作り方
  2. シーリング面へ吹き付けるタイミング
  3. 下地調整塗材の使い方
  4. スプレーガンの吹付け方

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが最も不適当な記述)

シーリングが固まる前に塗ると、後で動いて塗膜が割れるんです。ここはタイミングを取り違えやすいところですね。

選択肢2はシーリング材の硬化前に吹き付けたとしていますが違います。吹付けは硬化した後に行うんです。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 見本塗板は所要量や塗厚を工程ごとに確認できるよう作る
2 ×(誤り) シーリング面への吹付けは硬化後に行う
3 ◯(正しい) 付着確保や目違い調整に下地調整塗材を使う
4 ◯(正しい) ノズルをやや上向きに一定距離で縦横に吹く

選択肢2のポイント(ここが誤り)

外壁の目地にはシーリング材が打ってあり、その上から仕上塗材を吹き付けることがあります。

このとき大事なのが、シーリング材が完全に硬化してから吹き付けることです。

なぜかというと、硬化前のシーリング材はまだ動きます。その上に塗膜をのせると、後でシーリングが動いたときに塗膜が引っ張られて割れたり、しわになったりするからです。

選択肢2は硬化前に吹き付けたとしていますが、これでは仕上がりが安定しません。硬化を待ってから吹き付けるのが正しいので、誤りです。

ザックリ言えば、シーリングが固まってから上に塗る、ということです。

覚え方

  • シーリング面への吹付けは硬化後
  • 硬化前に塗ると後で塗膜が割れる
  • 動く材料の上には固まってからのせる

一問一答

Q.

シーリング面へ仕上塗材を吹き付けるのは、シーリング材が硬化する前と後のどちらか。

硬化した後です。硬化前はシーリングが動くため、上にのせた塗膜が割れたりしわになったりします。完全に固まってから吹き付けます。

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出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「平成28年度 2級建築施工管理技術検定(学科)試験 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

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