ゼロから学ぶ建築施工管理

  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 1級建築施工管理技士
  4. 令和3年
  5. > No.68 安全衛生管理体制

令和3年度 1級建築施工管理技士 No.68を解説、安全衛生管理体制

令和3年度 1級建築施工管理技士 第一次検定 No.68 は、建設業の事業場における安全衛生管理体制に関する問題です。

この問題では、4つの記述のうち、誤っているものを選びます。

この問題で問われていること

  1. 10人で安全衛生推進者の選任
  2. 30人で衛生管理者の選任の要否
  3. 50人で産業医の選任
  4. 100人で総括安全衛生管理者の選任

※ 問題文そのものは建設業振興基金が公開している公式PDFで確認できます。上記は、その記述で問われている論点を整理したものです。

正解:選択肢2(これが誤っている記述)

衛生管理者を選ばなければならないのは、もっと人数が多くなってからなんです。

選択肢2は常時30人で衛生管理者の選任が必要としていますが、衛生管理者は常時50人以上で必要なので誤りです。正しくは衛生管理者は50人以上で選任です。

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ◯(正しい) 常時10人で安全衛生推進者を選任する
2 ×(誤り) 衛生管理者は常時50人以上で選任。30人で必要は誤り
3 ◯(正しい) 常時50人で産業医を選任する
4 ◯(正しい) 常時100人で総括安全衛生管理者を選任する

選択肢2のポイント(ここが誤り)

事業場の安全衛生の体制は、常時使用する労働者数に応じて選任すべき者が決まります。衛生管理者と産業医は、いずれも常時50人以上の事業場で選任が必要になります。

常時30人の事業場では、衛生管理者の選任義務はまだありません。問題文は30人で必要としている点が誤りです。

ザックリ言えば、衛生管理者・産業医は50人から、ということです。10人は安全衛生推進者、と段階で覚えましょうね。

覚え方

  • 衛生管理者は常時50人以上で選任(30人は誤り)
  • 産業医も50人以上
  • 安全衛生推進者は10人以上、総括は100人以上

一問一答

Q.

衛生管理者を選任しなければならないのは、常時何人以上の事業場か。

常時50人以上です。30人では選任義務はありません。

令和3年 1級建築施工管理技士 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般財団法人 建設業振興基金「令和3年度 1級建築施工管理技術検定 第一次検定 問題」
けんせつる

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務し、建築構造設計に従事。設計者として施工図確認・工程会議・検査立会いなど施工管理と協働してきた経験と、公共建築工事標準仕様書・JASS等の一次資料をもとに執筆しています。

「建築学生が学ぶ構造力学」(kentiku-kouzou.jp)を2010年より運営。著書「わかる構造力学」(工学社)。

▼令和3年 1級建築施工管理技士▼

▼他の年度▼

▼他の試験▼

▼カテゴリ一覧▼

Topへ >>